Monthly Archives: 5月 2016

村内向け企画第二回目

小谷村内の方に森林セラピーへの理解を深めていただくため、今年から村内向け企画を月1回開催することにしました。

第二回目は

「小谷温泉 ブナ林歩きと温泉で心も身体もリラックス」

5月25日に実施しました。

まずまずの天気に恵まれ、初夏に向かう草花、木々の森をゆっくり歩きました。呼吸法、五感を確かめ、無言ウオーク、寝転び、ティータイム

語る聴く、終わりの気分調べをし、終了しました。

2回目の方もいて、鎌池の森は、深さを感じさせられました。

村内の方に少しづつ浸透して行ったらと思ってます

今回方の反応もとても良かったと思います

良い時間、体験、楽しい時間、体験と思って頂き心の中に小谷の森林セラピーを小谷の森、他を大切に思って頂く事を願ってます!!皆さんの心の中にそんな思いが有ると感じました

鎌池にて

鎌池にて

鎌池にて

鎌池にて

鎌池にて

鎌池にて

5月研修会の報告

☆ 森林セラピーガイド経験者の先輩方と一緒に歩き、実際にお客様へ案内する手順や誘導方法、話の内容のポイントなどを説明して頂きました。

★感想⇒山ガイドやハイキングガイドと違い、いかにお客様にストレスを与えないように話を運んでいき、無になる心で森に入り自分で自ら自然と森林の芽吹きのパワーを感じてもらい、それが自分にとってどう心地がいいのか。どんな心理状態になるのかを。頭で考えて感じるのでなく、心で気づいて感じてもらい、それを素直に表現してもらえるかはガイドの力量と心を思いやる配慮に及ぶことを知りました。 無にしてもらいそこから何かを引き出していく事は簡単そうでとっても難しいことも理解できました。 ガイドは話しすぎない、お客様に知識を投げかけてはいけない事も理解できました。

(会場:栂池ウッドチップロード)

5月研修会

5月研修会

5月研修会

5月研修会

5月研修会

5月研修会

5月研修会

5月研修会

 

 

木々の花に感激し癒される時

新緑から季節は進み、今賑々しく

子孫を残すために咲き競う花々

「桐」・「栃」・「藤」・「朴」・等など

白やピンクや紫色で賑やかに咲き誇り遠くからでも

木の存在を見つけることができます。

視線を下げるといろんな山菜が顔を出し

生命力にあふれた森を実感できます。

 

植物は「花」から「種」に形を変えながら、気の遠くなる

長い年月をかけて、最も効率よく子孫を残すために

進化し続けてきました。

その結果、今の形態や形が作られてきたことを知ったとき

自然は“すごい“と驚かされます。

これからも、留まらず進化し続けるのでしょう。

 

自然のいろいろな感動に出会える「森」に一度お越しください。

 

藤

ウワズミザクラ

ウワズミザクラ

栃

タニウツギ

タニウツギ

レンゲツツジ

レンゲツツジ

ミズキ

ミズキ

桐

朴

塩の道まつりでPR

5月3日におたりの塩の道まつりが行われました。

協会としては、今年は外部向けPRを強化していきたい思いがあります。
有意メンバーが、おまつりの受付で、おたり森林セラピー基地のパンフレットと「おたり塩の道歩きと森林セラピー」のチラシを配布しました。

「森林での健康の効果が書いてます。ゆっくりお読み下さい」と言い渡しました。興味を示す様な方、只もらっていく方それぞれでしたが、森林セラピーの言葉、効果を知り小谷の森林セラピーに繋がって行ってくれると思いました。初めての塩の道祭りでのPR活動良い感触でした。

 

塩の道まつりでPR

塩の道まつりでPR

塩の道まつりでPR

塩の道まつりでPR

村内向け企画第一回目

小谷村内の方に森林セラピーへの理解を深めていただくため、今年から村内向け企画を月1回開催することにしました。

第一回目は

「呼吸方、五感の一つ嗅覚を使い森をゆっくり歩こう!!」

4月27日に実施しました。

まずまずの天気に恵まれ、ちょっと早い新緑の中で、

森林セラピーとは、効果など説明、体で感じて歩く

呼吸法、景観を楽しむ、寝転び、語る聴く、ティタイム、プチ樹林気功で終了。

村内の方に少しづつ浸透して行ったらと思ってます。

今回の方の反応もとても良かったと思います。

良い時間、体験、楽しい時間、体験と思って頂き心の中に小谷の森林セラピーを小谷の森、他を大切に思って頂く事を!!

自分の思いを素直に丁寧にお伝え出来たかな?中々出来ませんが、回を重ねて研鑽して行きたい思いです。

コルチナウッドチップロードにて

コルチナウッドチップロードにて

コルチナウッドチップロードにて

コルチナウッドチップロードにて

 

総会

5月9日に総会が行われました。

決算予算の報告や、今後の課題について確認や意見交換が行われました。

新しい体制になってから1年がたち、協会内の活動はずいぶん活発化し、チームワークもできあがってきました。新しい事務局も加わり、これからまたいろいろとスピードアップできそうです。

今年はおたり森林セラピー基地認定から10年が経つそうです。
協会メンバー一同、また一年新たな気持ちで取り組みたいと思います。

今年も皆様のお越しをお待ちしております!

新年度第1回目の研修報告

4月、新年度が始まりました。

森林セラピーインストラクター協会では年間研修計画を立て

現ガイドのレベルアップや新人ガイドの養成に取り組み、より活動の幅を広げていきたいと考えています。

 

第1回目の研修報告です。

4月25日 「鎌池コース確認と森で朗読」参加者 7名

 

例年になく雪どけが早いものの車道にはまだ雪が残り、鎌池へは小谷温泉から山道を歩いてアプローチ。

満開の桜や山野草を愛で、山菜の群生地を通り抜け、むせぶほどの春の気配を浴びる道中はそのままで森林セラピーそのものでした。

残雪のブナ林にたどり着けばまもなく鎌池、、、氷が半分とけた銀面の池が広がっていました。

芽吹き前のブナ林を抜けて鎌池へ

芽吹き前のブナ林を抜けて鎌池へ

 

今年の鎌池の雪融けは早い

今年の鎌池の雪融けは早い

 

今回の研修では参加者全員が1人ずつ順番に読み手となります。

森の中で声を出すこと 感情表現をすることで

ガイドとして人に伝えるための説得力や演じ手としての要素も見直してみる

また、聞き手としてどう感じるかなども確認してみる目的です。

鎌池の向うに雨飾山

鎌池の向うに雨飾山

 

鎌池の向こうに雨飾山、大渚山、金山が屏風のように広がり、誰もいない静かな森はまるで舞台のようでした。

柔らかな日差し、水面を渡る風、鳥のさえずり、沢の音、埋もれていた木の枝が雪をはじきあげる音・・・

その中でただ1人声を出し語る時間、そして仲間の声にじっと耳を傾ける時間の中で、

私たちは自然と感性が研ぎ澄まされ、森の中で言葉があたたかく、優しく響くのを

時に重く、深く心にしみこんでくるのをゆっくりと味わいました。

語り手としての癒しも、聞き手としての癒しもあることを実感し、

新しい森林セラピーの可能性を強く感じた研修となりました。

森で朗読

森で朗読

こうした研修を重ね小谷村でより豊かな森林セラピーを体験してもらえるよう皆で努力していきたいと思います。

 

今回持ち寄った作品:

自分の番 いのちのバトン  あいだみつを

虔十公園林   宮沢賢治

楢山節考   深沢七郎

イギリス式生活術   黒岩徹

百名山ー雨飾山  深田久弥

雪虫大移動

春の楽しみ、「道なき道」シリーズ。
地図とGPSの緯度経度情報と地形とカンを頼りに、雪上の道なき道を歩きます。

今回は、栂池上部の天狗原から白馬乗鞍スキー場へ下りてみました。
スキーツアーコースが整備?されている(ナンバーの付いた看板?が木に設置してある)のだけれど、私は歩きなので(スキーで下りやすいルートと歩いて下りやすいルートは違う)、途中からコースをそれてスキー場端の尾根へと下降し、タヌキとカモシカを全速力で逃亡させました(そんなとこ普段は人が来ないだろうからね苦笑)。

今回は近いから~とあっちで寝ころび、こっちで歌い踊りしていたら、結構時間がかかりました(笑)。

途中雪庇がうねる尾根道で、山々を眺めながらコーヒー休憩。
北アルプスの山々、妙高連山がきれいに見える、なかなかの休憩適地。
ふと気づくと足元に雪虫が。よくよく見ると、下方からぞくぞくと登ってきます。
途中止まってはくるくるとその場を回って、また上方を目指して進んで行きます。
それぞれがあちこちでくるくるとやっているのを見るのは面白く、他の雪虫達が目指している方向を指さして「あっちだよ」とか言ってみたりして(笑)。

その時は何やってんのかな~と思って見ていたのですが、後から考えるとあれは雪がなくなるので、雪のある高い所寒い所へ移動してたのでは、と思い至りました。
そしてくるくると回っていたのは、きっとセルフコンパス&高度計。
私が歩いてきたルートも、きっと雪虫たちにとってはただの圧倒的な雪原。彼らの目には、山々の眺めも地形も木々もわからない。鳥が大空を飛ぶように、雪虫にも自分に相応しい場所へ行くためのコンパスが内蔵されているんだろうな。
人間にもきっとその能力はあるんだろうけど、ちょっとうらやましい感じがする。

雪と快適な気温・環境を求めて、上方へ大移動。
春になると「雪が無くなる!」と言っては高い山へ上がっていく自分と同じじゃないか。
と親近感(笑)。

雪虫

雪虫

追伸:
上記雪虫は正式には「セッケイ(雪渓)カワゲラ」って言うみたいです。