Monthly Archives: 7月 2018

日本庭園でも森林セラピー

ずっと観たいと思っていた、いくつかの京都の離宮を見る機会に恵まれた。

7月下旬だし、連日の猛暑続き、果たして京都の暑さに耐えられるのか?秋の方がいいんじゃない??とかいろいろ思ったのだけど、やはり行ける時に行っておかないと、ということで、覚悟して出かけて行った。

神社や日本庭園といった場所が好きなのだけれど、それは里にある「自然が凝縮された場所」だから。神社はより自然な形で、日本庭園はより意匠的に、自然の要素が表現されている。
そして、そこで過ごす時間は、山の中のそれと同じで、とても落ち着くし、心地いい。

暑い暑い1日、離宮の庭園を廻りながら、、、

目に入るのは、青もみじの瑞々しい緑、よく手入れされ整った庭。

聞こえてくるのは、暑さをやわらげてくれる心地よい水音。

暑いがゆえにより心地よい、肌に感じる風や木陰の涼しさ。

そう。それはまさに五感を使った森林セラピー@日本庭園(笑)。

庭園に点在する休憩所や茶室などの建物は、簡素な造りでこじんまりと整っているがゆえに、見た目にも涼しさを感じる。

ここは月を見るため、ここは風景を楽しむため、ここは舟遊びをするため、、、

他にあまり娯楽がなかったからかもしれないけれど、昔の人は、時に日がな一日自然を眺めて、その中に「いとをかし(とても趣が深い)」を見出し、感じた。
美しさや心地よさを意図的に見つけ出し、感じる、愛でる・・・
ああ日本人って、昔から森林セラピーやってたんだわ。しかもハイレベルなの。

それは生活に余裕のある人々に限られたことだったかもしれない。けれど、現代の生活はずいぶんと味気なくなったものだと思った。

もっと人々の日々の生活に当たり前にこういう空間や時間があって、私たち日本人が培ってきた美意識や感性を楽しむ機会が増えたらいいな~と思います。

これは京都の離宮ではなく近江の里坊

これは京都の離宮ではなく近江の里坊

 

 

 

 

 

1時間半一人占め

時間が空き持ってきた弁当を食べるべく

チップロードの木陰で腰を下ろした。

周囲には人影もなく人工的な音もない緑の

中にどっぷりと浸かる。

 

都会では猛暑でもここ森の中は、涼しい風が吹き抜け

汗をかくことがない。

近くで春の代名詞の鶯の鳴き声と,風に揺れる葉っぱの音

のみ。厳しい日差しの太陽は広葉樹の葉っぱで受け止めて

正に緑のシャワーを浴びているよう。

 

このような環境にいると日頃の忙しさや煩わしさから解放

され、生き生きした自分を取り戻すことが出来る。

僅か1時間半でしたが素晴らしい体験でした。

 

緑のシャワー♪

緑のシャワー♪

足湯会議はいかが~

小谷には温泉がたくさんあります。

長野県内には森林セラピー基地がたくさんありますが、温泉を持っている基地は多くはないため、これはおたり森林セラピー基地の強みです。

温泉入浴による効果は森林セラピーの効果とほぼ同じなので、おたり森林セラピーには温浴プログラムもあります。

これをよりよいものにしようということで、温泉療法士の講師を招いて、温泉の研修。温泉の種類とか、入るのによりよい順番とか、知らなかったことをいろいろ教えていただきました。

その一環で、姫川の足湯公園に行きました。
ほどよい温度に心も体もあたたまり、意見交換も活発に。

足湯会議、いいんでは。
森の中での会議もいいと思うんですが、森は涼しいので体を冷やしがちなんです。その点足湯なら、体をあたたかく保てます。
小谷のようにめちゃめちゃ緑に囲まれた足湯につかりながらの会議なら、のびのびと、普段はオフィスで出ないようなアイディアも飛び出すことでしょう。 喧々諤々となりそうな議題には、特にいいかもしれませんよ!

いい湯だな~♪

いい湯だな~♪

 

真木集落で森林セラピー

動物も人と同じように暑いときは、日陰でひと休みしたくなりますね。

そんな、真木集落での一コマです。

真木集落まで歩いて、のんびりとした景色を観ながら、癒されてみませんか。

めえええー

めえええー