樹幹流のお話

今日は、ぶなの森で雨の日にだけ見られる樹幹流(じゅかんりゅう)のお話。

ぶなの森で見られる大好きな現象なので、このブログでももう何回も触れたネタですけどね笑。

樹幹流は

「樹」の

「幹」を

「流」れる

雨水のことです笑。

葉っぱが受けた雨水が、枝を伝い、より太い枝、幹、そして根元へと流れ下りてきます。流れる場所は(おそらく重力により)決まっていて、黒っぽい筋として晴れの日でも見られます。

まず。樹幹流は雨の日でないと見られません。

続いて。樹幹流はある程度の雨量がないと見られません。

つまり。結構な雨が降るぶなの森を歩いた人だけが見られる自然の贈り物!です。

 

雨の降り始め。シマウマの模様とか(笑)アートみたい。

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そしてまとまった流れに。滝みたいに滔滔と流れます。
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樹幹流。
見てるとなぜかすごく癒されるんですよね、、、

 

樹冠に降った雨水が葉や枝や幹を伝って根元に集められるというのは、他の木でも当然同じことが起こっているとは思うのですが、他の木ではあまり見たことがないような。ぶなのように幹がすべすべしてないとわかりにくいのかも。

けやきがぶなに似ているかも、幹とか樹形とか。今度雨の日に歩いたら注意して見てみよう、、、と書いたところで気がついた。

私が今まで雨の日でも歩いたのは、ぶなの森だけだったことに。
なぜなら、ぶなの森はとても雨が似合うから。
雨でも歩きたいと思わせるのは、ぶなの森だからかも。

みなさんもぜひ雨のぶなの森で樹幹流に出会って下さいね!