Category Archives: イベントレポート

鎌池でセラピーガイドしました

久しぶりに森林セラピーガイドに行きました。雨が多い中でこの日はくもりで雨も降らずに良かったです。
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参加したお客様です。久しぶりに昼食も入れて4時間ゆっくりと言いたいところですが・・・
途中若者が元気でそこではゆっくり出来ず。通過して巨木を見学し雨飾山を眺め伊深呼吸をし出発地点に戻りました。

長野大学の皆さんをお迎えしました

紅葉の鎌池で、長野大学環境ツーリズム学部課題探求ゼミの学生さんをお迎えしました!

環境ツーリズム学部には環境・観光・地域ビジネスの3コースが設定され、学生達はそれぞれの興味関心に基づきいずれかを学んでいるそうです。

今回参加してくれた学生さんたちは、北は北海道、南は鹿児島や四国など全国各地から集まっており、この学部の特徴を物語っている(あまり他にないのかもしれない)感じでした。

ゼミでは県内の森林セラピー基地を訪ねて課題探求されているとのこと。
おたり森林セラピー基地には初めてお越しいただきました。

午前中は、霧の鎌池で、ブナの木肌の感触、視界いっぱいの霧(池面も対岸も霧で見えなかった)、目を閉じて音を聴く、森の香り、深い呼吸、落ち葉の感触、サイレントウォーク、鎌池と鉈池で水飲み比べ、苔の感触、寝ころびなどを体験していただきました。

皆それぞれに感じるところがあった様子でした。

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午後は、小谷村役場に移動していただき、森林セラピーについてや、おたり森林セラピー基地の取り組みについてお話を聞いていただきました。その後いろいろな質問にお答えして、終了。

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可能性に満ち溢れた若い学生さん達。
将来さまざまな分野で活躍されることでしょう。

再び韓国からのお客様をお迎えしました!

昨夏に引き続き、再び韓国から12名のお客様をお迎えしました!

韓国の山林庁(日本でいうところの林野庁?)で働く方達で、内部の評判などをもとに、再び小谷を選んで下さったそうで、ありがたい限りです。

寒い中でしたが、少し雪の積もったウッドチップロードを歩いていただきました。

皆さん日頃は森林セラピーを実施する立場だそうですが、今日はお客様として森林セラピーを体験していただきました。皆さんのびのびとよくお話されて、楽しそうでした。

今回は韓国の森林セラピーの状況をいろいろとお聞きすることができました。
韓国では国主導で森林セラピー(森林治癒)をはじめてもう3年になるそうで、施設や取り組みも本格的で、日本に比べるとずいぶんと進んでいるなぁという印象を受けました。

国の真剣度の違い、といったところでしょうか。

比べてしまえば、国主導の規模や内容に民間レベルでやっている私たちが敵う?わけはないのですが、それでも医療とは異なるwell-beingへのアプローチである森林セラピーに大いに意義を感じていますので、今の日本の現状だからこそできることを伝えていきたいと改めて思いました。

こうやって国内海外からさまざまにお客様が来てくださると、新しい視点を得られ、また新たな課題も見え、とても勉強になります。

韓国からの皆さん、はるばるお越し下さって、ありがとうございました。

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「データで知ろう森林セラピー」

「データで知ろう森林セラピー」プランのガイドに行ってきました。

森林セラピー基地認定の際には「都市部」と「森林部」それぞれで、同じ被験者を対象に同じ実験を行い、森林部で心身への有効性があると認められるデータが必要なわけですが、このプランではそれになぞらえ、都市部=松本駅前、森林部=小谷村内で2日間にわたって複数回測定(アミラーゼ活性、血圧、脈拍、主観など)を行い、実際にご自身の変化を感じていただくことが目的です。

松本駅前は都市部といっても遠くに山が見えたり湧水が飲めたりして、東京・名古屋・大阪といった大都市から来れば都市部どころか森林部に近いか?という感じがしないでもないのですが、それでも、あふれる様々な色、スピーカーからのにぎやかな喧伝、車や人の多さなどなど、十分(私には)ストレスフル笑。
駅前広場で、データ測定をし、五感を通して「都市部」を感じていただきました。

次に大糸線に乗り込み、小谷へと向かいます。小谷までの道のりは、途中信濃大町で乗り換えて約2時間。長い道中ですが、山の話などで盛り上がりながら車窓からの風景を楽しんでいただきます。この移動の醍醐味は、小谷に近づくにつれて車窓の緑の割合がぐっと増えること(時に100%緑)、谷が狭まって山がどんどん近づいてくること、都市部から森林部への変化を意識的に感じる時間などです。

 

駅に着いたので、宿担当のガイドにバトンタッチして1日目終了。翌日はおたりでの森林セラピーへとご案内します。

6月に入り、緑の勢いがいや増す中をローカル電車でのんびりと車窓を眺めながらの森林セラピー。
例によって、自分がしっかり癒されてしまった笑。

「データで知ろう森林セラピー」プラン詳細はこちら。

大糸線車窓から

大糸線車窓から

塩の道まつりでPR

その歴史は中世以前にさかのぼる、千国街道、またの名を「塩の道」。

毎年5/3~5に開催される塩の道まつり。小谷村、白馬村、大町市部分を歩くお祭りです。

 

塩の道は、おたり森林セラピー基地のコースのひとつでもあります。

というわけで、今年も5/3の小谷の日に、チラシを配布して、おたり森林セラピーをPRしました。今年で3回目。

今年は雨天だったため出足が遅かったけれども徐々に増えたそうです。
外国人のお客さんに森林セラピーに反応があったそうです。

歴史を感じながら、小谷で塩の道を歩いて森林セラピーしてみませんか。

皆さまのお越しをお待ちしております。

 

韓国からのお客様をお迎えしました!

韓国からのお客様をお迎えしました!

韓国の森林庁(日本の林野庁に該当)で働く方を含めた公務員の方々と通訳さん、男性5名女性5名計10名。森林セラピーの視察や観光かねての来日とのことでした。

通訳を介しての森林セラピー体験となりました。
最初に簡単におたり森林セラピー基地の説明をして、血圧脈拍を計って森林セラピー体験へと出かけました。
会場はコルチナのウッドチップロードで、森林セラピーで五感の活用を大切にするのはなぜか、深い呼吸は心身へよい影響を与えることなどを説明しながら、簡単に五感を使って森を歩き、呼吸法、寝ころびなどを体験していただきました。

どうなることかと気をもみましたが、皆さんとてもフレンドリーで、思っていたよりずっとご案内しやすかったです。気遣いのポイントなども日本人とよく似ていて、さすがお隣だ~と思いました。

もっとゆっくりご案内したかったのですが、時間足りず、あっという間に体験終了となりました。戻ってきてから、再び血圧脈拍測定。その後に情報交換など。

韓国でも(名称は違いますが)森林セラピーが盛んです。お話して、そういった関心がとても高いことがわかりました。韓国社会も日本同様ストレス社会であると聞いています。お互いに、森林を活用した健康増進は、大いに有効だと思います。

皆さん、はるばる小谷を訪れて下さってありがとうございました。
また機会を見つけて、ぜひ遊びに来てください。
両国のみんなが心身ともに健やかであるように、お互いいろんな形で貢献していきましょう!

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大学生をお迎えしました!

元気な大学生たちをお迎えしました!
毎年夏に関西から1泊2日で授業の一環として森林セラピー体験に来て下さいます。

1日目はアミラーゼ検査、2日目に森林セラピーについての講義と、鎌池で森林セラピー体験です。

↓ガイドの報告と感想
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みんな、これからたくさんの経験をして、大いに活躍してね!
ちょっと心が疲れた時には、森林セラピーを思い出すんだよ(笑)。

深山遊園

朝から太陽がのぞき雨の心配のない天気となりました。
血圧測定の後、軽いストレッチを済ませ、池のふちにホースからひかれた冷たい水に元気をもらい出発。今朝の身体や心の様子など伺いながら南側のブナの森の中に。
足裏から伝わる腐葉土の感触や木漏れ日の中でブナ林の素晴らしさを楽しむ。見つけていただいた黒文字の細い枝を切り取り、それぞれに良い香りを確認後、その枝を家にお持ち帰りをすすめる。神が宿っているような大きな岩に根をしっかり張り力強く立ち上がる木があり、そこで神社のお話をし、敬虔な気持ちでしばし見とれる。
五感をフルにつかって、ご自身の波長に合った癒しを感じられる風景や自然の現象などを見つけ出すことが大切で、特に気に入った場所ではゆっくり時間を掛けることが出来ればなお効果があることをお伝えしまた。
太めのブナの木にハグをお勧めし手や耳・頬・体から伝わる木の感触・エネルギーを感じて頂く。そしてまた、苔のみずみずしさや感触を感じながら進む。
ブナ林の木漏れ日の中、苔むした岩を噛み砕きながら勢いよく流れ下る小川のエネルギッシュな様子や流れの音、水の勢いで泡だつ自然のハーモニーに癒されしばし足を止める。
巨木に近寄りたかったが藪がひどくあきらめ300年程の時代流れを感じながら眺めるだけでした。
ハンモック体験やお茶をするために北側のブナの森へ移動。ハンモック体験のそばで持ってきたコンロにてお湯を沸かしミントティーの準備をする。
ティーを楽しみながら今日のセラピーの感想など伺い終了とする。

(小谷村の公民館スポーツ教室の一環です)

旅行社の皆さまをお迎えしました

去る2月下旬、長野県の企画で、冬の旅行商品を検討する旅行社の皆さんが小谷に来て下さいました。
内容は森林セラピーと観光の合体だったのですが、2日間は冬のおたり森林セラピーを体験していただきました。

1日目は、室内で森林セラピーについてのレクチャーをした後、コルチナウッドチップロードでスノーシュー体験を兼ねた簡単な森林セラピー。

準備体操

準備体操

2日目は、スノーシューをはいて運動強度を増した森林セラピーを体験していただく予定だったのですが、荒天だったため、室内で森林セラピーに変更になりました。

「視覚」室内森林セラピー

「視覚」-室内森林セラピー

森林安息-室内森林セラピー

「森林安息」-室内森林セラピー

ネームプレートづくり

ネームプレートづくり

記念撮影

記念撮影

その後、温泉で温浴プログラムも体験していただきました。

温泉にて

温泉にて

合間合間にはアミラーゼ・血圧・脈拍の測定も行い、滞在中の変化を見ていただきました。

宿・ガイドとも様々に勉強になりました。
また、プログラムへの感想や商品化についての意見など、参加された皆さんから寄せられたフィードバックもとても参考になりました。
今後、商品化できると言って下さった旅行社さんに向けて、おたり森林セラピー基地としてできることを皆で考えていきます。
旅行社の皆さん、遠路はるばるお越し下さってありがとうございました。

産業フェアin善光寺平2016出展

このイベントは、「様々な産業を紹介し販路開拓や新事業の創出を進めていくとともに産学官連携を進め広域的な企業間ネットワークの形成を目指すとともに学生層の雇用に繋げる」という目的のもので、その中で長野県としてヘルスツーリズムの取り組みを周知し、今後の県内観光客の増加を目指すため「長野県次世代ヘルスケア産業協議会」として出展。その1ブースを森林セラピーで使用しました。

学校関係や電子機器・食関連等の企業が100以上出展する中で、この展示エリアでは、健康食品や健康器具のブースが並んでいましたが、会場奥に位置しお客様の動きが鈍い場所であり、企業の方にPRできると聞いていた割には、森林セラピーに興味を持って立ち寄ってくれる方はほぼおらず、なんとなく足を止めてくださった方に話しかけられる程度でした。今回、企業向けの資料やパンフレットを用意し、森の香りを楽しんでいただくため、木々のアロマやクロモジ茶を用意しましたが、立ち寄ってくれた方は約70名、資料を持って行ってくださった方は5名ほどでした。待っていて仕方ないとのことで、Nさんがパンフレット等の資料を持って、出展している企業10社ほどに売り込みに行きました。直接の福利厚生担当者ではありませんが、どうにか会社側に届いていることを願うところです。某高専の先生にPRできたのが収穫でした。

このイベントに参加してみて感じたことは、確かに会場内には多くの企業がいましたが、それぞれ出展に忙しく他のブースをゆっくり見て回る方は少なく、直接PRするには厳しいと思いました。また、やはり森林セラピーが浸透していないようで、興味を持ってくださる方が少なかったのが残念でした。今回の資料について、企業の方の反応を見たかったのですが、それも出来ず仕舞いでした。

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