Monthly Archives: 12月 2018

よい一年でしたか?

今年もあっという間に年の瀬となりました。

みなさまにとって、2018年はどんな一年でしたでか?

おたり森林セラピー基地では、今年は例年よりも個人申込みのお客様を多くお迎えしました。
そして、いろいろと思うことがありました。
やはり今の世の中は忙しすぎる、みな気づかないけれどどこにいても気が抜けていない、若い人が夢を追えずにいる、、、

そんなお客様たちをおたりの森が黙って受けとめていました。

未だ認知度の上がらない森林セラピーですが(苦笑)、森の中で緊張をほぐし、自分を解放し労わる、、、そんな時間が持てる森林セラピーを皆さまの心身を健やかに保つためのひとつの手段として利用していただければいいなと思っています。

森林セラピーは医療行為の一部であることが理想なのでしょうが、最近強く思うんです。
医療機関にかかるほどの深刻な状況になる前に、自分で気づいて、自分で調整する。森林セラピーはそのためにある。それをお伝えしていくことに大きな意義を感じます。

皆さまの健やかな日々をお祈りしつつ、、、
今年も一年ありがとうございました。

裸足で歩く3

まだ続くか「裸足」談(笑)!!

先日の裸足で歩く2で書いた、途中で靴を脱ぐ羽目になった山道で、再び靴を脱いでみた。
ふかふか茶色のカラマツ落ち葉の上に、今度はうっすらと雪が積もっている様子がきれいだったからだ。雪の上を裸足で歩く感覚はどんなもんだろう?今回は衝動というよりは好奇心。
想像通り、雪の上は冷たかった笑。足裏の感覚をじっくりと感じてみる。裸足で雪の上、も人生初かな。。。

そのまま裸足で登山道を登ってみる。へんなもの踏んでケガしないように、一歩一歩、場所を見定めて、真剣に丁寧に。すごい集中力。雑念ゼロ。視覚、触覚、そして脳が連動して、がっつりと、今ここにいる。

この日は前回と違い、冬靴だった。重たい靴を両手にぶらさげ、裸足で歩きながらつらつら考える。
靴を履くということは、靴に合わせて歩くということだ。本来、足そのままで最も自分に合った自然な形で歩けるだろうに、型(靴)に合わせて知らず歩き方を変えている。もしかしたらこれがのびのびとした本来の体の動きを制限し不調を招いていることもあるかもしれないな。そもそも本来の歩き方を知らないかもな、あるいは靴を履き始めた時から忘れてしまった。
何となく、現代の人の生き方みたいだな、と思った。のびのびとした本来の生き方がわからず(忘れて)、何かの型に合わせて、型にはまろうとがんばって(時にはまれず苦しんで)生きている、、、

「裸足でで歩く」、一度やりだすと、いろんなものの上を裸足で歩いてみたくなる笑。足裏でいろんなものを感じてみたくなる。そして裸足で歩いた後は、足裏がとても気持ち良い。

ネットで調べてみると、裸足で歩きたい!!と突如思った、という記事が散見される。しかも今年の記事が多い。裸足で歩くグループもあるみたい笑。
裸足で走った、コンビニに裸足で行った、とか書いてある笑。私はちょっと街中ではやる気しないな~と思うものの、アスファルトやコンビニの床の感覚、ちょっと興味あるな笑。

やはり何かあると強く感じる「裸足で歩く」。
地球が「自然に還ってこい!!」って呼んでいるのかな。
私を含め、今、多くの人がそれを受信しているのかな。

・・・当面続きそうな、マイ裸足ブームでありました笑。

再び韓国からのお客様をお迎えしました!

昨夏に引き続き、再び韓国から12名のお客様をお迎えしました!

韓国の山林庁(日本でいうところの林野庁?)で働く方達で、内部の評判などをもとに、再び小谷を選んで下さったそうで、ありがたい限りです。

寒い中でしたが、少し雪の積もったウッドチップロードを歩いていただきました。

皆さん日頃は森林セラピーを実施する立場だそうですが、今日はお客様として森林セラピーを体験していただきました。皆さんのびのびとよくお話されて、楽しそうでした。

今回は韓国の森林セラピーの状況をいろいろとお聞きすることができました。
韓国では国主導で森林セラピー(森林治癒)をはじめてもう3年になるそうで、施設や取り組みも本格的で、日本に比べるとずいぶんと進んでいるなぁという印象を受けました。

国の真剣度の違い、といったところでしょうか。

比べてしまえば、国主導の規模や内容に民間レベルでやっている私たちが敵う?わけはないのですが、それでも医療とは異なるwell-beingへのアプローチである森林セラピーに大いに意義を感じていますので、今の日本の現状だからこそできることを伝えていきたいと改めて思いました。

こうやって国内海外からさまざまにお客様が来てくださると、新しい視点を得られ、また新たな課題も見え、とても勉強になります。

韓国からの皆さん、はるばるお越し下さって、ありがとうございました。

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冬の支度、爪カンジキ作り

冬の支度、爪カンジキ作りを始めました。

山に材料を取りに行き、それを煮て形に曲げます。

その後型に入れて乾燥させます。

今日は、曲げるところまで終わりました。

この後、一月くらい乾燥させてから組みます。

次回は組むところから!

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裸足で歩く2

裸足で歩くの記事を書いた翌日に山へ行った。

天気がよくて、登山道にカラマツの落ち葉が散り敷いて、ふかふか茶色があたたかそうだった。

と、突然「裸足で歩きたい!!」という気持ちが込み上げてきた。強い強い衝動。

ええっ?今ここで???今度にしなよ、いつも行くお散歩山の上とかどう、、、

(この時の私の戸惑いを想像してほしい笑)

・・・でも今度じゃなくて今なんだね?(と自分に言う)。・・・む~・・・。

ま、人もいないし、じゃあやるか。それに人に見つかったってまぁいいじゃないか。

(いつも森林セラピーで「心と体の声を聴いて下さいね~」とか言っている手前、やらないっていうのはナシだ笑)

やってみると、おおぅ、気持ちいい。

登山歴20年以上だけど、裸足で山を歩いたのはたぶん初めてだよ。案外登れるもんなんだな。

場所を選び選び、ゆっくりと登る。大地を足でつかんでる感じ。

人っていつから靴履くようになったんだろう(でも靴を履いているのは全世界の人口の20%ってどこかのホームページに書いてあったな)。結構体に良さそうなのに、何で裸足で歩かなくなったのかな。ケガするから?

先進国?では、下手したら一生地球と絶縁(絶縁体により電流が伝わるのを断ち切ること)してる人たちもいるかもな。

これは、先日の「砂浜を裸足で歩きたい」に続き、何かメッセージだな。何だろう・・・。

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その翌日に今度は雪山へ行ったけど、予想通り心も体も「裸足で歩きたい」とは言わなかった☆笑