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2016年森林セラピーフォーラム

1月15日に永田町で森林セラピーソサエティ主催の2016年森林セラピーフォーラム「ストレスチェック制度導入と森林セラピーの活用」が開催されたので、役員代表2名で参加してきました。

今回は、昨年12月に企業のストレスチェック実施が義務化されたので、それに関連して森林セラピーをぜひ活用していただきたいという思いで構成されたフォーラムでした。
全国の基地はじめ関係者などたくさんの参加者があり、会場はほぼ満員。「私が司会をするようになって、会場が満員になったのははじめてです」なんてスタッフの方が言っていました(笑)。それだけ皆の関心が高いということですね。

参加してみて、どの基地も似たような悩みを抱えているのだなということがわかりました。

我らがおたり森林セラピー基地としても、今後企業にどのようにPRしていったらよいだろうと頭をひねることしきりですが、まぁ自分たちにできることをひとつずつ地道にやっていくしかないということで、皆で知恵を力を合わせて、おたりの森林セラピーを活用していただけるよう、創意工夫・試行錯誤していくつもりです。
そしてまた、小谷村の豊かな自然が企業で働く方たちのストレス緩和に一役買えるよう、ガイド一同、しっかり橋渡し役をしていきたいと思っています。

フォーラム会場の様子

フォーラム会場の様子

フォーラム会場の様子

フォーラム会場の様子

フォーラム会場の様子

フォーラム会場の様子

追伸:

私はもとは埼玉出身で東京通勤もしていましたが、長野の自然にどっぷりつかって約20年、すっかりお上りさんになりました。久しぶりの東京は、やっぱり疲れます~(苦笑)。やはり、人の多さからくる密度、視覚・聴覚への刺激などがストレスになっている気がします。
でも東京って、意外と緑が多いんですよね。意外に空も広かったです。水辺なんかも有効活用されてるし、その気になればちょこっと気分転換できるところはたくさんありそうですね。

臨時役員会

新年明けて、落ち着いた日々が戻った1月中旬、臨時役員会を開催していろいろと今後に向けた話し合いをしました。

今年度は長野県が森林セラピーにさらに力を入れ始め(長野県の森林セラピー基地&ロードは現在10ヶ所になりました)、それを受けて、県内各地の基地間で足並みを揃えるためいろいろと課題が出されており、それに対応するためです。

また、観光ツアー企画の話もあり、その対応可能性についても話し合いました。

森林セラピーは冬の間は何かと活動が限られるのでわりとおとなしくしてますが(笑)、この冬の間にまた来年度皆さんにおたりの森林セラピーを楽しんでいただけるよう、皆で着々と準備を進めています。この地道な活動が実を結び花開くことを役員一同願って。

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追伸:

今年は雪が少なく、豪雪地帯の小谷もほんとに雪がない状態。昨年は正月毎日のように降って「雪かき」じゃなくて「雪堀り」で本当に大変だったそうですが(投稿者は村外なので)。
この日はようやくの?小谷らしい雪景色になっていました。
雪の小谷にも遊びに来て下さいね~。

 

ガイドはライブ

「ガイドはライブ」は、宿をやっている森林セラピーガイド仲間の言です。

お客さんともてなす者とその場の環境とのライブ。
森林セラピーなら、お客さんとガイドとおたりの森でのライブ。
宿なら、お客さんと宿主とお料理やお部屋のライブ。
その時に集まったもので作り上げるもの。一期一会。

私は英語のガイドもやってまして、先日海外からのご家族のお客さんを善光寺やスノーモンキーパークや温泉にご案内してきました。

そのお客さんは、はじめての日本ではじめての経験をひとつひとつ「すべて経験!」と前向きに楽しんで、一緒にいてとても楽しかった。そうしたらお客さんも「一緒に過ごせてとても楽しかった。アメリカの家に遊びにおいで!本気だよ!」と言って下さいました。初対面だったのに(笑)!

つくづく、ガイドはライブだな~、と思った一日でした。

ガイドをする者としては、どこか「楽しんでいただかなければ!(=自分が楽しませなければ!)」みたいなプレッシャーがあったりするのですが(もちろん楽しんでいただく、あるいは目的を達成するために、ガイドは技能向上の努力をする必要がありますが)、ガイドツアーもまた集まったメンバーやその場の状況全てで作り上げるものなのではないかと思うのです。

縁あって出会った人達と、その場その場で作り上げるライブ。
そう考えると、自然とこちらの肩の力も抜けて、その瞬間を楽しもうという気持ちになります。
双方、力みのない自然体で、その場その場で思ったこと感じたことを共有して楽しむ。

「ガイドする」とはそういうことでいいのかもしれない。その方が、結果お客さんがより楽しめるのかもしれない。そう思う今日この頃です。

 

 

 

今年もよい年となりますように!

明けましておめでとうございます。今年もよい年となりますように!

おたり森林セラピー基地ガイド一同、皆さまに森林セラピーの素晴らしさをお伝えするため、力を合わせて活動を行ってまいります。
今年もよろしくお願いします & 小谷へのお越しをお待ちしております。

さて、冬の企画が始まっています。小谷の雪と森林セラピーを体験しにぜひお出かけ下さい!

>> 雪の森で森林セラピー(1泊2日)

冬の企画では、荒天の場合は、室内でかんじきづくりの一部(縄掛け)を体験していただきます。

かんじきは、雪国で雪上を歩くために使われてきた道具、今で言うスノーシューです。
全て地元の材料で作る、雪深い小谷に無くてはならない一品です。小谷のかんじきは、滑り止めとなるツメ(木製です)が付いているツメカンジキです。昔はそれぞれがマイかんじきを作りました。(縄は昔は麻縄を使いましたが、体験していただく縄掛けではナイロン紐を使います)

 

かんじき縄掛け研修会

かんじき縄掛け研修会

かんじき縄掛け研修会

かんじき縄掛け研修会

昨年12月に、冬の企画に向け、ガイドのための縄掛け研修を行いました。

ガイド仲間の指導の下、4mほどのナイロン紐を使用してかんじき縄掛けの練習を行いました。できたらまた縄をほどいて、何回か練習しました。シンプルにすっきりとかつ美しく仕上げるのが使いやすさにつながることがわかりました。
練習の合間に、かんじきの材料や作り方、どんな場面でどのように使うのか、小谷の冬の生活、村の名前の由来など、いろんな話が聞けて興味深かったです。
最後に履き方(かんじきと靴とを紐で結ぶ)の練習をして終了しました。