スノーシューで、我らがおたり森林セラピー基地の代表的存在「鎌池」へ行ってきました♪
ちょうどショベルカーが林道の雪を掘り進めている最中でした。立山黒部アルペンルートさながらの雪壁に「雪の小谷(お~たり)?」なんて冗談言いながら歩いて行きます。
小谷は豪雪地帯のため、雪のある時期とない時期とで風景が全然違います。同じ場所なのに違う場所みたい。これって本当に面白いですよ。「一粒で二度おいしい」ってやつ? 夏との違いを楽しみながら、わいわいがやがや歩きます。
ほら見て見て。雨飾荘前の道路標識です。なんと手が届いちゃう(ほどの積雪)。まだまだ多いところで3m以上の積雪があるみたい?雪が無い時にはここからは見えない百名山の雨飾山(あまかざりやま)も見えてました。
北アルプスや雨飾山が、上天気の下、晴れ晴れとお出迎え。
雨飾高原のドロヤナギの巨木のまわりでお昼ごはん。お昼寝したくなるようなぽかぽか陽射しの下、しゃべったり、歌ったり。やかましい私達に囲まれて、目通り(人の眼の位置に当たる樹幹の部分)6m以上・高さ30mはあろうかの立派なドロヤナギが何だか嬉しそうでした。
鎌池周辺は、まだまだ深い雪の中。ブナの森もまだまだ早春のまどろみの中。
雪の時期は、池の上を歩けます。どこが池なのか、知らない人はたぶんわからない(笑)。
ブナの芽吹きは5月中~下旬。鮮やかな黄緑の新緑はもうしばらく先です。待ち遠しいですね。
驚いたことに、鎌池の隣の鉈池(なたいけ)の雪はもうとけはじめていました(湧き水のせいだと誰かが言っていました)。この池はいつも鎌池より早くとけるんです。そしてその色はとてもきれいです。バイカモが咲くきれいな清水です。
帰りは思い思いに雪の斜面を滑り下りたり、駆け足で下ったり。きゃぁきゃぁ言いながら子供みたいに雪の森を楽しんできました。
さて今日は年度末、平成26年度のブログも今日でおしまいです。
今年度はホームページをオープンして、ガイドみんなでいろいろがんばってきました。
平成27年度も引き続きみなさんに素敵な森林セラピー企画をお届けできるよう、ガイド一同がんばっていきますね!
ぜひ小谷に遊びに来てください!お待ちしております♪