本を借りに図書館へ行った。
駐車場に車を停めようとしたら、脇に植わっているドウダンツツジが傾いているのに気がついた。
誰か/何かがぶつかったみたいで、土から根が持ち上がっちゃってる。
「どうした?」って起こそうとしたんだけどうまくいかず、このままだと枯れるなと思い、事務所の人に何とかしてって言いつける(笑)。
で、お目当ての図書館は、臨時休館(苦笑)。
助けて、って呼ばれたかな(笑)。
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将来は「センスのよい植木屋さん」をやりたい私。
山の中に分け入ると、適した環境にいる木々の樹形や茂りようは、それはそれは美しい。
例えば水が大好きな桂。山では沢沿いに桂が見られることが多く、明るい緑のハート形の葉っぱが生い茂った様は、生き生きと生命の喜びがあふれ、見ていてこちらが嬉しくなる。
一方、某市の街路樹には桂がよく採用されているのだけれども、土地に水がないらしく、またここ数年とても暑くなってきたせいか、枯れているものが多い。生き生きと美しい本来の桂?を知っている私としては、その姿を見るのはとても悲しい。やはり地下に水のある所に植えてあげないと。
先日は、某新幹線駅前広場の街路樹としてブナの木が植えられているのを見て、本当に驚いた。ブナは・・・残念ながら町では育たない。山に帰してあげて下さい(泣)。
ブナも桂も私の大のお気に入りで、街にもその明るい緑の森が出現すれば、それはそれで素敵だろう。某所はブナの森をたくさん抱えている地域なので、机の上の都市計画でそういうアイディアが出るのはすごく理解できる。けれど、机の上だけではやっぱりだめで、やはり適材適所にあってこそ、豊かに生き生きと本来の生命エネルギーが表現されるんじゃなかろうか。そして、その状態にあるものはどれもとてもとても美しいのです。
(これって、人も同じなんだよね。。。)
街の中でもそういうのびのび生き生きした木々を見ながら生活したいな/してもらいたいな、と。
まぁ、そんな風に、木にとっての適材適所がよくわかって、木が生き生きと生い茂る助けができる植木屋さんになりたいなぁ。って思っている。木とお話しながら(と言ったら友人の子供たちに爆笑された。何がおかしい、大事なことだ笑)自然樹形をなるべく崩さずに上手に剪定できるとか。
どうしたらそうなれるのか皆目見当つかないが、山を下りたらそんなこともしてみたいな~とひそかに思いを温めている。
と、とりとめもなく長くなったのでこの辺で。