「風邪に効く薬はないよ。治ったら体を鍛えなさい。」
若い時、風邪をひいて会社の医務室に行った時のお医者さんの言葉です。
第一線はリタイアされたらしい、たぶん70代後半か80代くらいのお医者さんでした。
(今こういうこと言うお医者さんあまりいないだろうな。)
この言葉、折に触れて思い出します。すごく本質を捉えているな、と。
風邪(ウィルス原因がほとんど)に効く薬はない。
治すのは自分(の体の免疫力と自然治癒力)。
だから風邪をひかないために、風邪をひいても軽くて済むために
抵抗力をつけ、免疫力を上げる。
そのために体を鍛えなさい。
コロナ関連の情報提供は、もっとこういう部分にフォーカスしたらいいと思うんですよね。
増え続ける患者数なんて、知らされてもできることないからね。かえって精神への負担になる気がする。
ウィルスは宿主がいなければ増殖できないのだから、皆それぞれ自分が宿主とならないための手を打つのが効果的かと。
ひとつは予防ですよね。うつらない、うつさない。マスクして、うがい手洗いして・・・すでに皆が実践していること。
もうひとつは「体を鍛える」。
私が思うには、やみくもに運動量や強度を増やして体を強くするってことじゃなくて、、、
まずは自分の体には免疫力や自然治癒力があって、自分は自分で守れる、大丈夫。と自信を持つ。
それから、自分をストレス状態に置かない(リラックスする)。
どんなことが自分にとってストレスなのか。
自分はどうするとリラックスできるのか。
これは人それぞれ違うので、よーく自分を知る必要がありますね。
自分と向き合って、自分の本音を確認する。
これには森林セラピーがお役に立てると思いますよ。
森の中で過ごす時間は、想像以上に多くのことに気づかせてくれますから。