「データで知ろう森林セラピー」

「データで知ろう森林セラピー」プランのガイドに行ってきました。

森林セラピー基地認定の際には「都市部」と「森林部」それぞれで、同じ被験者を対象に同じ実験を行い、森林部で心身への有効性があると認められるデータが必要なわけですが、このプランではそれになぞらえ、都市部=松本駅前、森林部=小谷村内で2日間にわたって複数回測定(アミラーゼ活性、血圧、脈拍、主観など)を行い、実際にご自身の変化を感じていただくことが目的です。

松本駅前は都市部といっても遠くに山が見えたり湧水が飲めたりして、東京・名古屋・大阪といった大都市から来れば都市部どころか森林部に近いか?という感じがしないでもないのですが、それでも、あふれる様々な色、スピーカーからのにぎやかな喧伝、車や人の多さなどなど、十分(私には)ストレスフル笑。
駅前広場で、データ測定をし、五感を通して「都市部」を感じていただきました。

次に大糸線に乗り込み、小谷へと向かいます。小谷までの道のりは、途中信濃大町で乗り換えて約2時間。長い道中ですが、山の話などで盛り上がりながら車窓からの風景を楽しんでいただきます。この移動の醍醐味は、小谷に近づくにつれて車窓の緑の割合がぐっと増えること(時に100%緑)、谷が狭まって山がどんどん近づいてくること、都市部から森林部への変化を意識的に感じる時間などです。

 

駅に着いたので、宿担当のガイドにバトンタッチして1日目終了。翌日はおたりでの森林セラピーへとご案内します。

6月に入り、緑の勢いがいや増す中をローカル電車でのんびりと車窓を眺めながらの森林セラピー。
例によって、自分がしっかり癒されてしまった笑。

「データで知ろう森林セラピー」プラン詳細はこちら。

大糸線車窓から

大糸線車窓から

栂池自然園始まりました

今年も栂池自然園始まりました
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今入り口付近はこんな感じです。昨年よりは少し雪が少ないかも・・・
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ふつうは撮影できない所での撮影です
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これは浮島湿原での景色これも雪があるからではの角度
緑はまだあまり無いのでセラピーは出来ないかな・・・しかし、雪の上を歩くのも気持ちいいですよ
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森林セラピーでメインになる栂の森、今、残念な様子です。倒木が多く入り口は、閉鎖状態です。上の写真が、入り口付近です。
出口付近は、大丈夫でした。コースを少し考えないと駄目ですね。

村内向け森林セラピー

おたり森林セラピー基地では、小谷村内の方にも森林セラピーのよさを知っていただき、各人の健康増進に使っていただくために、村内向けの森林セラピーも行っています。今年度の第一回目は座学「森林セラピーとは」でした。

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来月から11月までは、毎月1回、フィールドに出て、森林セラピーを行います。

おたり森林セラピー基地のコースは、標高400mほどから1900mほどまで、多様性に富んだコースが多数あります。自然豊かなところ、歴史のあるところ、素晴らしい山岳美を楽しめるところ、などなど、村内の方にも楽しんでいただけると思います。

一人でも多くの村内の方に、森林セラピーの良さと、村が持つ自然の素晴らしさと力を再認識&再評価していただくために、これからもガイド一同力を合わせて地道な活動を続けていきます!

緑が元気をくれる

最近、実家の庭の手入れをするようになりました。

実家は建ててから40年越え、庭の木々は変遷はあるものの何年かおきに植木屋さんに剪定してもらったり、父が「邪魔だから」とばっさり切ったりする以外はほとんどほったらかし。木々も古くなり、元気がなくなっているものもあります。

にわか庭師(?)なので、切るつもりじゃなかった枝を切っちゃったり自分の手を切っちゃったり(!!)いろいろやってますが(苦笑)、古枝を払い、風通しをよくし、話しかけ、いいこいいこして終わると、何だか緑が生き生きと元気になったように見えるのです。今年は手入れし話しかけいいこいいこしたツツジがきれいな花をたくさん咲かせました。

手入れをしているつもりで(木々は切られいじられいい迷惑だと思いますが笑)、自分が元気をもらっていることに気づきました。
山でも森でも街でも、緑は元気をくれるんですね~。

 

空のイルカ・・・

残雪の唐松岳に行きました。

まだたっぷり雪の残る山々の上に広がる青い空。

その空を自由自在に駆け巡るは、、、アマツバメ。

里で見るツバメの大型版に見えるけど、類縁関係は遠いそう。

でも飛翔能力はどちらも素晴らしい。

アマツバメが飛ぶのを見るのが大好きです。

ピルル、ピルルルルと鳴き交わしながら、高速で飛び廻ります。

飛ぶことが楽しくて仕方ない。自由自在に空を駆け巡ることのできる体に生まれた。だから飛ぶ。それが喜び。そんな風に見えます。

山頂にいる人たちの喜びに呼応するかのように、上空を楽しそうに飛び廻ります。

「空のイルカ」・・・ふとそんな言葉が浮かびました。

喜びにあふれ、自由自在に海を空を駆け巡る。
私にとってはアマツバメもイルカもそんなイメージ。

私達人間も本来そうなのだろうと。
同じいのち。自由にのびのびと喜びをもって生きるのが自然なのだろう、と思う。。。

高山セラピー笑??
あふれるいのちの喜びを教えてくれるアマツバメなのでした。

塩の道まつりでPR

その歴史は中世以前にさかのぼる、千国街道、またの名を「塩の道」。

毎年5/3~5に開催される塩の道まつり。小谷村、白馬村、大町市部分を歩くお祭りです。

 

塩の道は、おたり森林セラピー基地のコースのひとつでもあります。

というわけで、今年も5/3の小谷の日に、チラシを配布して、おたり森林セラピーをPRしました。今年で3回目。

今年は雨天だったため出足が遅かったけれども徐々に増えたそうです。
外国人のお客さんに森林セラピーに反応があったそうです。

歴史を感じながら、小谷で塩の道を歩いて森林セラピーしてみませんか。

皆さまのお越しをお待ちしております。

 

女性のための森林セラピー♪[春]&[秋]【2018イベント】

イベント「女性のための森林セラピー♪」今年もやりまーす!

[春] 2018年6月21日(木)~22日(金)

[秋] 2018年10月18日(木)~19日(金)

詳しくはこちら

「女性のための森林セラピー」は、おたり森林セラピー基地の女性ガイドが、女性のために考えた森林セラピープランで、お泊まりも女性ガイドがいる宿です。
今年で5年目、あちこちからお越しになった女性達が、小谷のぶなの森、食、温泉、そして人に癒されて、帰って行かれました。

やさしい小谷(おたり)の自然に包まれて、日常の慌ただしいいろいろはちょっと脇に置き素に戻って、ゆったりのんびりしていただきたいと思っています。

今年もみなさまのお越しをお待ちしております!

おたり森林セラピー基地

総会

ようやく桜が見ごろとなった小谷村役場。

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にて。夜に森林セラピーインストラクター協会の総会が開催されました。

事業計画や収支といった定例の話の他に、様々な議題について話し合いました。
活動をより盛り上げていこう、会をよりよくしていこう、というメンバーの意志のもと、よい話合いができたと思います。

今年もまた一年、おたり森林セラピー基地ガイド一同、大いに研鑽して、皆さんのお越しをお待ちしております。

一年を通じて自然が美しいおたりへぜひ遊びに来てください。

森林セラピーは禅?

仕事の下見で木曽福島の興禅寺へ行った。

このお寺は、立派な庭園を複数持っている。ひとつひとつ趣が違って面白い。

 

もっとも有名な「看雲庭」。

敷き詰めた白砂(石?)の上に緑がかった大小の岩が、七五三のグループで配置されている。

白砂は雲海を表し、大小の岩は雲から頭を出した山々のピークなのだそうだ。

 

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縁台に座って、庭を眺める。

借景となっている春まだ浅い背後の山、風にやさしく枝先を揺らす桜、そぼ降る雨。

あっという間に心が落ち着き、無心となる・・・

自然と自分との境界が取り払われて・・・・・

・・・・・・・。

 

「この露台は、静かに座禅して大自然と一体となり、禅の無心を体得する道場である」

と説明板に書いてある。

おや。

静かに座して自然と一体となり、無心、、、

これはまさに今私がやっていたことではないか。

ほう。これが禅だったのか?

静かに座って自然を眺め、自然と一体となる・・・なら森林セラピーでもやってるぞ笑。

そうか。森林セラピーは、禅でもあったのか笑笑。

 

 

 

春が来た

アルプスの峰に雪形が

現れてきました

厳しい白一色の世界から一転して

春の訪れを感じさせる情景です

お百姓さんにとっては農作業の準備。

アルプスの残雪が消えころまでの長い間

幾つもの違った雪形が現れます

鹿島槍ヶ岳

鹿島槍ヶ岳

 

おたりの村では暫くすると新緑の爽やかな緑と

優しい緑の風、小鳥のさえずりや残雪の白い峰々が

青い空に映える素晴らしい季節がやってきます。

 

素朴な田舎の自然に触れる体験は

体も心もリフレッシュされ活力がみなぎり

素晴らしい一日になることでしょう