仕事の下見で木曽福島の興禅寺へ行った。
このお寺は、立派な庭園を複数持っている。ひとつひとつ趣が違って面白い。
もっとも有名な「看雲庭」。
敷き詰めた白砂(石?)の上に緑がかった大小の岩が、七五三のグループで配置されている。
白砂は雲海を表し、大小の岩は雲から頭を出した山々のピークなのだそうだ。
縁台に座って、庭を眺める。
借景となっている春まだ浅い背後の山、風にやさしく枝先を揺らす桜、そぼ降る雨。
あっという間に心が落ち着き、無心となる・・・
自然と自分との境界が取り払われて・・・・・
・・・・・・・。
「この露台は、静かに座禅して大自然と一体となり、禅の無心を体得する道場である」
と説明板に書いてある。
おや。
静かに座して自然と一体となり、無心、、、
これはまさに今私がやっていたことではないか。
ほう。これが禅だったのか?
静かに座って自然を眺め、自然と一体となる・・・なら森林セラピーでもやってるぞ笑。
そうか。森林セラピーは、禅でもあったのか笑笑。