スノーシュー研修

10時栂池ウッドチップ集合  晴天

スノーシューを着けウッドチップを沓掛方向に向かう。

メイプルシロップの採取を見つける。木々の変化、宿り木、根明け等を見つける。

東方向に向かう。リスに出会う。

林を抜けると広くなだらかな丘に出る。開放感や景色を楽しむ。

親沢を右手に西方向に進む 風も感じず穏やかな場所で寝転びも良い場所も有りました。から松、松の林に入る呼吸法もお勧め。

のんびり、ゆっくり森の中を歩く。親沢の川の水解けの流れの音。

除雪の雪をトラックで運び捨てるダンプの“ガターン、ガターン”と響く音、春の陽射を浴びながら気持ち良く歩きウッドチップの入り口終点に到着12時。

晴天に恵まれ、とても良い日よりでした。学んでは、頭から抜けていきますが、沢山体験して行きたいです。

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もっと基地を知る

2月の研修会では、「もっと基地を知る」と題して、過去におたり森林セラピー基地認定の際にまとめられた資料をひっくり返して内容を確認しました。

なかなか昔の資料を紐とく機会が無いので、一度皆で確認しようと言うことで。

かなりボリュームのある資料で、、、皆で一ページずつ読み上げながら、内容の理解に挑みました。

内容はなかなか難解だったけれども、基地認定にあたりどんな実験をどんな方法で行ったかを大まかながらしることができました。こういった内容を確認した後の我々ガイドの説明は・・・深みが出る・・・はず笑。

その他にも、国立公園内に位置するコースと、その利用上の注意事項などを確認しました。

おたり森林セラピー基地のガイドにとって、さまざまな角度から基地を知ることは、自分を知ることと同じ(?)。大切なことであると心得ながら、今後も学んでいきたいと思います。

 

寒かろう

北アルプス「南部」山麓をうろうろ。

雪の上に動物の足跡、アニマルトラッキングを楽しみながら歩く。

リス、カモシカ、キツネ、うさぎ・・・

・・・と。おやこれは。猿ですな。

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雪の上の猿の足跡は、小谷ではあまり見ない気がする。

たぶん小谷の雪は深すぎて、冬越えするには向かないんだと思う。

猿は、雪が深いとラッセルするのが大変なので、木をしならせて枝から枝へと移動するんだって(山ノ内町の地獄谷野猿公苑の猿の話)。頭いいなぁ(人間もそうできたら楽なんだがなぁ、今度やってみるか笑)

形が人間の手に似ているせいか、つい「手袋もしないで、寒かろうに・・・」と思ってしまう。

この猿たちには、夏も時々出会う。穏やかな猿たちだ。

しっかり冬を越えて、元気にやっとくれ。

 

朝の光を浴びる

氷点下の朝

角度の低い赤い光に

包まれたとき、とてつもない

光のエネルギーに

生きている実感と共に

幸せ感が沸き上がります

その時、身体の中で大きな変化が起こり

今日のスタートのスイッチが「ON」になり

素晴らしい1日が始まります

体ってすごいよね

友達から聞いた話。

魚の骨(うすくてひらべったいの)が歯と歯茎の間に挟まってしまい、取ろうとしてもなかなか取れずに苦労していたら、だんなさんが「体にとって要らないものなら、そのうち体が出してくるよ」と言ったんだって。がんばっても取れないし仕方がないので、放置して寝たら、翌朝口の中にその骨が出ていた、と。

その旦那さんは、何かの手術をして、体内に手術用の糸を残したままにする処置だったのだけれど、皮膚がその糸を吐き出してくるんだって、にょろにょろと笑。医学的には体内に残しても問題ないものなんだろうけど、体にとっては「要らないもの」なんだね。

体ってすごいね。
最後の時まで、私達を健やかに生かそう生かそうとしてくれる。
私は「小宇宙」ととらえて、絶大な信頼を寄せています笑。
ありがたい~。

お気に入りの場所

冬のお昼前、お天気のいい日はベランダに出て太陽の光を浴びながらコーヒーを飲む。

寒くても(まぁもちろん暖かくして出るんだけど)陽があたるととてもあたたかい。

はぁ~幸せ。

その時にいつも同じ光景を目にすることに気がついた。

スズメの集団。

近所のおうちのお庭、敷地が広くて、畑や木もある。

その中の、いつも決まって、建物に近い木や物置のあたりにいる。たぶんたくさん。

何で気がついたかと言うと、すごくにぎやかにさえずるから。

ばたばたと飛び交っている風なのだけれど、ちょっと遠いのでよく見えない。

けれど、さえずりの感じでそんな風に過ごしているのがわかる。

それがまたすごく楽しそう。何を言ってるんだろ。知りたい笑。

ただスズメって警戒心強くって。

見てると必ずさえずるのをやめて、1羽~2羽、そしてまとまってより離れた木に移動してしまう。

楽しいひとときを邪魔したくないので、見てませんよ~って心の中で思いながら、さえずりに耳を傾けて楽しむ。

鳥たちにもお気に入りの場所があるんだな~。

「あそこあったかいから、今日はお天気いいしあそこ行こうぜ!」「OK!!」みたいなやりとりがあるのかな笑。

落ち葉のお布団

冬でも山へ行くわけですが・・・笑。

吹き溜まった落ち葉が大好きです。
ほどよくこんもりと盛り上がった落ち葉の吹き溜まりを見ると、いてもたってもいられず(笑)もれなく突進&突入して、わさわさと蹴散らします笑。
この音が何とも言えず好きなんですよね~このわさわさ音のためには、落ち葉はほどよく量があり、乾燥してないといけません笑笑。

そんな落ち葉の吹き溜まりに、最近はよく寝転がります。
落ち葉のお布団、とてもあたたかいんですよ。空気の層があるからですかね、背中にじんわりと温かさが伝わってきます。
そして寝転がると、何だかとても落ち着きます。
見上げれば、この葉を落とした木が空にのびのびと枝を広げていて、「ああ私は今、この木の一年の歴史の上に寝ころんでいるわけだ~」なんて思います笑。

ほどなく満足して起き上がり、歩みを進めるわけですが、別の吹き溜まりを見つけると、またついついごろーん笑。という感じで、なかなか山頂に着けない笑笑。

アニメ「アルプスの少女ハイジ」で、ハイジが干し草のベッドに寝ていたんですよね。丸くふんわりと積んだ干し草に白いシーツ掛けた素敵なベッド。すごく憧れたんですよね、その感じかなぁ。

みなさんにもぜひぜひ試していただきたい、落ち葉のお布団です笑。

ochiba

※ちなみにこれは小谷の話ではありません。小谷のふかふか落ち葉は今は雪の下です。落ち葉のお布団を小谷で経験するなら、落葉したて~降雪前(10月下旬~11月中旬)がベストシーズン♪でしょうね。

 

スノーシュー研修

森林セラピー 冬季プランの研修でウッドチップコースから前山までスノーシューで歩いてきました。

例年よりやや少なめの積雪ですが昨晩からの新雪でスノーシューで歩く感覚が心地よく、

曇り空ではありましたが、風もなく快適な状況で約2時間ほどコースの確認を行いました。

 

平らな林を抜け塩の道に入ってからの登り坂は初心者の方には少しきついかも、とか

登りあげた後の少し開けた場所で展望を楽しみながら休憩を入れたらよいのでは、など

再確認しながら、森の様子を観察。

 

新しい雪の上にはつけたばかりの動物の足跡がたくさん、

今回は、鳥の姿以外、生き物とは出会えませんでしたが

まっすぐ進む足跡や2匹が並んで、あるいは交差してつけていった足跡、

ウサギがかじった木の枝や、木の上に残された熊棚のあとなど

生き物たちの暮らしぶりを垣間見ることができます。

 

プロペラのように回転しながら落ちるカエデの種、雪を抱き込んだ綿帽子のようになった枯れ葉、

雪をかぶったヒノキの葉から舞い落ちる雪のささやき、葉を落とした後のクロモジの枝の香りなど楽しみました。

 

白い静かな森の中で五感を研ぎ澄ますと何度も歩いているコースでも新鮮な気持ちになります。

冬の森では樹々や動物たちは緑の季節とはまた違う表情で私たちを癒してくれます。

私たちガイドも研修で感覚を高めて、参加される方たちにより深く森の魅力を伝えられるようになりたいと思います。

 

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ウサギさんの足跡♪

ウサギさんの足跡♪

締めくくりは温泉で

久しぶりの冬晴れ

きらきら輝く雪の世界へ

雪の上を楽に歩けるスノーシューを履き

軽快に非日常の雪の世界に飛び出す

 

静かな雪の森では、目に入る物すべてが素晴らしく

心が洗われ豊かな気分になれる

雪が作る造形美や、小動物の足跡、野鳥の鳴き声等に

限りない感動と生命の力を感じる

森の中は動物の住む世界

眠りの邪魔をしない様、静かに歩く

 

軽い散策後に入る温泉は最高

田舎の原風景を楽しみながら入る温泉はまた格別

少しぬるめのお湯で寝湯を楽しむと身体も心も

軽くなり日常の疲れも吹っ飛び爽快

限りない幸せをしみじみと感じ満たされた気分で

充実した1日に感謝・・感謝

 

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