4月下旬、春の晩、まだ肌寒い小谷村役場で総会開催。
今年度から事務局交替。
運営体制にもまた少し工夫を加えて、気分新たに新年度の活動開始です。
みなさまに喜んでいただける森林セラピーを提供できるよう、
おたり森林セラピー基地の宿&ガイド一同、励んでいきますね。
みなさまのお越しをお待ちしています!
皆さんは、木に会いたいと思うことがありますか笑?
同じ木に何回も会いに行くことはありますか笑笑?
私には特別な存在がいて、
その木には徳島県鳴門市で会いました。
その木はね、私を呼んだんですよ笑。
四国の旅から本州への帰路に着こうとしていた時、
運転していて鳴門でどうにもこうにも眠くなって、
どこか仮眠できるところ、、、と彷徨っていたら
目の前に大きな「大麻比古神社」という看板が現れ、
たいまひこ神社?(本当は、おおあさひこじんじゃ)
まぁ神社だしここでいいや、と入っていったなら、
立派な神社の境内で、樹齢1000年を超える大楠が
私を迎えてくれたのでした。
大きく四方に枝を広げた姿はそれは素晴らしく、
見た瞬間、ああ呼ばれた。と感じました。
その神社の境内には他にも大きな楠がたくさんあって、
風が渡るとやや硬い葉が擦れる音がとても涼やかで、
境内の駐車場で大楠の下に車を停めて、
それは快適な眠りを得られたのでした。
以来、そこは私にとって特別な場所になりました。
時々にその大楠を思い出し、時に心の中で、
時に実際に、その木に会いに行っています。
変わらず元気な姿を見るととても嬉しく、
その姿を眺めながらしばらく時を過ごします。
穏やかで、幸せな時間・・・。
そういう存在がいるということは、
森林セラピーガイドですからね、
とても嬉しいもんなんですよ笑。
3月の研修会は、レクチャー練習でした。
人前で話すことに慣れるのが目的です。
やり方はそれぞれ、プレゼン資料をプロジェクターで投影して発表したり、何も用意せずお話スタイルで発表したり。
どちらにもメリットデメリットがありまして、目的や聴く人によって内容と発表方法を選択すること、また繰り返し練習することが大事だと確認しあいました。
しかしレクチャーは緊張します。
森林セラピーでは皆さんをリラックスへと誘う必要があるのに、時にガイドのこちらがめちゃくちゃ緊張してしまったりします。
血圧、脈拍、アミラーゼなど、リラックス度合いを測る方法を森林セラピーの際にお客様に実施していただきますが、私個人のことで言うなら、レクチャー中あるいは直後に測定したならば、素晴らしくストレス度合いの高い値をたたき出してしまうことでしょう苦笑。
こちらの緊張につられてお客様も緊張してしまうので、やはりリラックス&平常心、大切です。
また皆で練習を重ねていきたいと思います。
今年は雪が少なくて~
スキーシーズンもそろそろ終盤のある日、恵みの雪が降ったので、
はくのり(白馬乗鞍)スキー場でペンションを営む
森林セラピーガイド仲間の姐さんにスキーに連れ出してもらう。
スキーは1年ぶり。
恵みの雪のおかげで、場所によってはとてもいい雪が残ってて、
滑ってて「はあ~幸せ~♪」って笑。
スキーで滑ってる瞬間に幸せって思ったの人生初かも笑笑。
その後、眺めのよい場所で、スキーをベンチにして座り込み、担いで行った珈琲とお菓子でお茶タイム。
スノーシューはいて歩きまわりたいような、森林セラピーでも使いたいような、
クリーミーな大雪原越しに白く輝く山々が美しい。
完全に時間を忘れて楽しんでいたら、後ろから「あの~すみません」。
振り返ると、パトロールの人が「もうそろそろ営業終了なんですが」。
ええっ、今何時?となりのスキー場へ戻らなきゃいけないのに!リフト終了まであと何分!?
姐さんがしゅたっと立ち上がり、さささっとスキーを履いて下りる準備完了。
は、早い、、、笑。
その後を慌ててついて行き、いくつかの斜面を滑り降りて、
重たい雪の斜面のトラバースで何度もコケて悪戦苦闘しながら、
何とか無事戻ることができました。
あたたかい、春を感じる午後でした。
(それでもまだしばらく小谷は雪の中~)
いいお天気の昼下がり、2月だけど確かに春を感じる。
今日は山頂でコーヒーの気分だな。ということで、近所のお散歩山へ。
途中、ぽかぽかと陽があたって心地よさそうな登山道わきの落ち葉の吹き溜まりに例によってひっかかって(笑)、ごろりと寝ころぶ。
ぽかぽかの陽射しの中、青い空と冬枯れの木々の枝を眺めながら、起きているとも寝ているともつかないまどろみのような時間を過ごす。
背中から、じわわんと、あたたかさに加えて大地の愛情が伝わってくる。何とも言えない安らぎ。
あたしゃきっと前世は森の動物だったよ。だって、こうしてるとすごく懐かしいもん笑。
動物たちは、こうやって大地に抱かれて死の眠りにつくんだな。人間だと、野垂れ死に、なんてあまりいい表現しないけど、病院のベッドの上で旅立つよりずっと安らいでかえって幸せじゃないか?なんて思う。
天気がいいからか人通りが多く、今までそんなことなかったのに今日は3人に見つかってしまった(苦笑)。
1人目:「ああ、寝てるだけか(倒れていると思ったようだ笑)」
2人目:「具合悪いんか」
3人目:「私、ここじゃ寝ころべない!!(たぶん人に見つかるから?)」←なんと、知人である(笑)
まぁそんなこと言わずに寝ころんでごらんよ、だまされたと思って。ここ気持ちいいんだってば。
ついでに山頂まで一緒に歩いて、裸足で歩かせる笑。
ほぉ~なるほどねぇ~確かに気持ちいいね。
この山をそういう目で見たことなかったよ。すごいね、私もそういうこと(寝ころんだり裸足で歩いたり)できる勇気持てるようにがんばる!(と、知人)。
いや勇気っていうか・・・苦笑。
自分(の心?)が「そうしたい!」って言うもんだから、なるべく叶えてあげようって思うだけ。
大地に寝ころぶと、視点と視野と気分が変わるよ。
空とか太陽とか雲とか星とか月とか森の木々とか、同じもの見るのでも、見上げるのと寝ころんで見るのは全然違うよ。
いつも前とか下とかちょっと上とかしか見てないから、たまには寝ころんでみるといいよ。
ちょっと作業で大雪警報級の雪が降った後の小谷へ行った。
(私は雪のあまりない安曇野在住)
大雪の後なので、事務局が道路は大丈夫か無理するなと気を揉む。
こういう時は、道路のライブカメラで状況チェック。
気温が上がってから動き出す。
白馬と小谷の画像を見て、まぁ大丈夫そうだと結論して出かける。
北へ向かうにつれどんどん積雪が増す。路面がウェットから凍結へと変化するのを見て、外気温が下がっているのがわかる。まぁ危ないし緊張するんだけど、これはこれで結構楽しいのよ笑。
それにしても、大町→白馬→小谷と走って道を比べると、小谷の除雪は断然うまい。
道路に貼りついてガタガタになった雪がない(小谷は若干標高が低いから雪がやわらかくて扱いやすいのかも?)。道路幅も十分取れている(小谷外では、もっと端までちゃんとかいてよー(泣)!!というところもある)。
という話をしたら、
「小谷はオペレーターがうまいんです!除雪だけは!!(だけ?笑)」だそうです笑。
除雪はまかせろ!
「特別」豪雪地帯の経験値と誇りですね☆
冬もやってます、おたり森林セラピー。
【1泊2日プラン】
・雪の森で森林セラピー (1月~4月)
・データで知ろう!森林セラピー (通年)
【日帰りプラン】
・ウッドチップロードで森林セラピー (通年)
小谷(おたり)の冬は、雪なしには語れない。
真っ白の世界へと様変わりした小谷の冬景色をぜひ見ていただきたいです。
おたりの冬の森林セラピーは、スノーシューをはいて雪の森を訪ねます。
冬の森は休眠状態なので、フィトンチッドは減りますが、寝ぼけながら快く(笑)私たちを迎えてくれることでしょう。
葉が落ちた森でひとつひとつの木の形を眺めていると、木がどんなことを考えてその形になったのかわかる気がします。
雪の上に残る動物たちの足跡は、冬でもたくましく生きる命の躍動感を感じさせてくれます。
森林セラピー終了後は、小谷の大地の恵みの温泉であったまって行って下さーい♪
雪の静かな森へご一緒に。
おたり森林セラピー基地ガイド一同、お待ちしております♪
明けましておめでとうございます
今年もおたり森林セラピー基地ガイド一同、
自らを健やかに保ち、研鑽して、
みなさまが心身ともに健やかに過ごせるように
お手伝いができればと願っています。
豊かな自然に恵まれて
四季それぞれに美しい
おたりの森で…
またたくさんのお客様とお会いできたら嬉しいです。
みなさまのお越しをガイド一同お待ちしております。
今年もおたり森林セラピー基地をよろしくお願いします。
今年もあっという間に年の瀬となりました。
みなさまにとって、2018年はどんな一年でしたでか?
おたり森林セラピー基地では、今年は例年よりも個人申込みのお客様を多くお迎えしました。
そして、いろいろと思うことがありました。
やはり今の世の中は忙しすぎる、みな気づかないけれどどこにいても気が抜けていない、若い人が夢を追えずにいる、、、
そんなお客様たちをおたりの森が黙って受けとめていました。
未だ認知度の上がらない森林セラピーですが(苦笑)、森の中で緊張をほぐし、自分を解放し労わる、、、そんな時間が持てる森林セラピーを皆さまの心身を健やかに保つためのひとつの手段として利用していただければいいなと思っています。
森林セラピーは医療行為の一部であることが理想なのでしょうが、最近強く思うんです。
医療機関にかかるほどの深刻な状況になる前に、自分で気づいて、自分で調整する。森林セラピーはそのためにある。それをお伝えしていくことに大きな意義を感じます。
皆さまの健やかな日々をお祈りしつつ、、、
今年も一年ありがとうございました。
まだ続くか「裸足」談(笑)!!
先日の裸足で歩く2で書いた、途中で靴を脱ぐ羽目になった山道で、再び靴を脱いでみた。
ふかふか茶色のカラマツ落ち葉の上に、今度はうっすらと雪が積もっている様子がきれいだったからだ。雪の上を裸足で歩く感覚はどんなもんだろう?今回は衝動というよりは好奇心。
想像通り、雪の上は冷たかった笑。足裏の感覚をじっくりと感じてみる。裸足で雪の上、も人生初かな。。。
そのまま裸足で登山道を登ってみる。へんなもの踏んでケガしないように、一歩一歩、場所を見定めて、真剣に丁寧に。すごい集中力。雑念ゼロ。視覚、触覚、そして脳が連動して、がっつりと、今ここにいる。
この日は前回と違い、冬靴だった。重たい靴を両手にぶらさげ、裸足で歩きながらつらつら考える。
靴を履くということは、靴に合わせて歩くということだ。本来、足そのままで最も自分に合った自然な形で歩けるだろうに、型(靴)に合わせて知らず歩き方を変えている。もしかしたらこれがのびのびとした本来の体の動きを制限し不調を招いていることもあるかもしれないな。そもそも本来の歩き方を知らないかもな、あるいは靴を履き始めた時から忘れてしまった。
何となく、現代の人の生き方みたいだな、と思った。のびのびとした本来の生き方がわからず(忘れて)、何かの型に合わせて、型にはまろうとがんばって(時にはまれず苦しんで)生きている、、、
「裸足でで歩く」、一度やりだすと、いろんなものの上を裸足で歩いてみたくなる笑。足裏でいろんなものを感じてみたくなる。そして裸足で歩いた後は、足裏がとても気持ち良い。
ネットで調べてみると、裸足で歩きたい!!と突如思った、という記事が散見される。しかも今年の記事が多い。裸足で歩くグループもあるみたい笑。
裸足で走った、コンビニに裸足で行った、とか書いてある笑。私はちょっと街中ではやる気しないな~と思うものの、アスファルトやコンビニの床の感覚、ちょっと興味あるな笑。
やはり何かあると強く感じる「裸足で歩く」。
地球が「自然に還ってこい!!」って呼んでいるのかな。
私を含め、今、多くの人がそれを受信しているのかな。
・・・当面続きそうな、マイ裸足ブームでありました笑。