大地に寝ころんで

いいお天気の昼下がり、2月だけど確かに春を感じる。

今日は山頂でコーヒーの気分だな。ということで、近所のお散歩山へ。

途中、ぽかぽかと陽があたって心地よさそうな登山道わきの落ち葉の吹き溜まりに例によってひっかかって(笑)、ごろりと寝ころぶ。

ぽかぽかの陽射しの中、青い空と冬枯れの木々の枝を眺めながら、起きているとも寝ているともつかないまどろみのような時間を過ごす。

背中から、じわわんと、あたたかさに加えて大地の愛情が伝わってくる。何とも言えない安らぎ。

あたしゃきっと前世は森の動物だったよ。だって、こうしてるとすごく懐かしいもん笑。

動物たちは、こうやって大地に抱かれて死の眠りにつくんだな。人間だと、野垂れ死に、なんてあまりいい表現しないけど、病院のベッドの上で旅立つよりずっと安らいでかえって幸せじゃないか?なんて思う。

天気がいいからか人通りが多く、今までそんなことなかったのに今日は3人に見つかってしまった(苦笑)。

1人目:「ああ、寝てるだけか(倒れていると思ったようだ笑)」

2人目:「具合悪いんか」

3人目:「私、ここじゃ寝ころべない!!(たぶん人に見つかるから?)」←なんと、知人である(笑)

まぁそんなこと言わずに寝ころんでごらんよ、だまされたと思って。ここ気持ちいいんだってば。

ついでに山頂まで一緒に歩いて、裸足で歩かせる笑。

ほぉ~なるほどねぇ~確かに気持ちいいね。
この山をそういう目で見たことなかったよ。すごいね、私もそういうこと(寝ころんだり裸足で歩いたり)できる勇気持てるようにがんばる!(と、知人)。

いや勇気っていうか・・・苦笑。
自分(の心?)が「そうしたい!」って言うもんだから、なるべく叶えてあげようって思うだけ。

大地に寝ころぶと、視点と視野と気分が変わるよ。
空とか太陽とか雲とか星とか月とか森の木々とか、同じもの見るのでも、見上げるのと寝ころんで見るのは全然違うよ。
いつも前とか下とかちょっと上とかしか見てないから、たまには寝ころんでみるといいよ。