コロナ禍の今二人だけで、森林セラピーを小谷村鎌池で行って来ました
自然と森と水、そして人、癒されました。
日常、ストレスから解放され自分と森と向き合い、良い時間を過ごせました。
池の色、そこに写し出される景色、鳥の鳴き声、木々の風の音、木漏れ陽、
全てが優しく私の体と同調してくれました。
二人でゆっくりお話をしてその時間も穏やかに流れていきました。
豊かな時間、森のかみさまに感謝感謝の一時でした。
今年はこんな状況なので、森林セラピーのご案内は開店休業かな・・・
と思っていましたが、案外お問合せがあります。
こんな時だから、自然に目を向ける方が多いのかもしれません。
森の中でゆっくり過ごすと、免疫力が上がることが
森林セラピーの実験で証明されています。
今回の感染症についても、かからない、かかっても軽症ですますために、
免疫力を上げることは非常に有効です。
森の中にいると、穏やかな気持ちでいられます。
自然は何も変わっていなくて、見ていると安心しますよ。
四季を通じて豊かな自然が美しいおたり。
どの季節でも楽しめるプランをご用意して↓
また感染防止対策もととのえて↓
皆さまのお越しをお待ちしております。
8月も末ですが、、、まだまだ暑い(泣)
私はクーラーが苦手なので、無しで暑さをしのぎます。
朝起きてから、あれやこれやと知恵を絞り工夫して暑さに耐え、日が暮れるころにはもうぐったり苦笑。
夜の帳が下りて、ああ今日も一日生きられた、、、と脱力し深いため息をつく頃、秋の虫が鳴き始める。これがまた涼感を誘い、ああ秋の気配、、、と、ほっとする。
今うちの前に滞在しているのは、結構リズミカルなノリノリの大きな鳴き声の持ち主。
気のせいか、打ち水をした後は特に元気(大きな鳴き声)になるみたい。
単にコオロギだと思っていたのだけど、調べてみるとコオロギにもいろんな種類があるのね、
ノリノリくんは「ミツカドコオロギ」でした。
ミツカドコオロギの鳴き声は軽快で、リズムは一定ではなく、時に軽妙なアレンジが入る。これが好き。 ドラムを聴いているようなリズム感を楽しめる。
それが森林セラピーでいうところの1/fゆらぎに相当し、その不規則さがリラックスを誘う気がする(ノリノリなんだけどね笑)。
思えば私は昔からこのノリノリくんの声(というかリズムの意外性)が好きだったなぁ・・・。
調べてたら検索欄に「ミツカドコオロギ 鳴き声 うるさい」と出て来て、吹き出しました。
ノリノリくん、うるさいってさ笑。
オオシラビソです。
明るいグリーンは、今年の新芽。
きれいな色でしょう?
(この新芽は、出てくると貴薄ピンクの袋にぱんぱんに詰まってるんです。
パンストかぶった銀行強盗!?みたいな感じ笑)
触るととても柔らかく、なごみます。
オオシラビソは別名アオモリトドマツとも言い、ハイマツを除く針葉樹の中では、もっとも多雪環境に適応した樹種とされています。
日本海側の多雪地の山岳に多いそうで、シラビソに比べると、雪に耐えるためか、枝に付く葉がもふもふ!?(量が多い)しています笑。
オオシラビソには、おたり森林セラピーのコースの中では、
「栂の森」と「栂池自然園」で会えます。
特に栂の森で香るオオシラビソの森の香りはそれはそれは素晴らしいので、ぜひ意識して感じてみて下さいね!
それから、栂の森から栂池自然園に上がるロープウェーに乗って栂の森を見下ろすと、オオシラビソの新芽が出た森は、なんだかまるでサンゴ礁みたいです。
オオシラビソのてっぺんに、大きな紫色の球果が見られることもあります。
いろんな森との出会いをお楽しみに♪
今年もみなさまのお越しをお待ちしております。
おたり森林セラピー基地では、感染予防対策を実施しています。
感染防止の観点で、従来の内容を見直しました。
対策を徹底しつつも、 森林セラピーの良さや効果を損なわない内容で ひき続きご案内します。
【基本的な感染防止対策】
•社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保
•マスクの準備(お客様・ガイド双方)
•消毒の実施
•非接触
事態が収束するまでのしばらくの間、 一部のメニューを変更したり、お客様にご協力いただくことが増えたりすることになりますが、 ご理解とご協力をいただければ幸いです。
•アミラーゼと血圧・脈拍測定の休止
•接触を避けるため、配布物や提供物の休止
•備品共用を休止し、お客様にマイ備品をお持ちいただく
こんな時だからこそ、 おたりの自然の中で、のびのびとリラックスしていただきたいと思っています。
おたり森林セラピー基地ガイド一同、皆様のお越しをお待ちしております。
今日は、ぶなの森で雨の日にだけ見られる樹幹流(じゅかんりゅう)のお話。
ぶなの森で見られる大好きな現象なので、このブログでももう何回も触れたネタですけどね笑。
樹幹流は
「樹」の
「幹」を
「流」れる
雨水のことです笑。
葉っぱが受けた雨水が、枝を伝い、より太い枝、幹、そして根元へと流れ下りてきます。流れる場所は(おそらく重力により)決まっていて、黒っぽい筋として晴れの日でも見られます。
まず。樹幹流は雨の日でないと見られません。
続いて。樹幹流はある程度の雨量がないと見られません。
つまり。結構な雨が降るぶなの森を歩いた人だけが見られる自然の贈り物!です。
雨の降り始め。シマウマの模様とか(笑)アートみたい。
樹幹流。
見てるとなぜかすごく癒されるんですよね、、、
樹冠に降った雨水が葉や枝や幹を伝って根元に集められるというのは、他の木でも当然同じことが起こっているとは思うのですが、他の木ではあまり見たことがないような。ぶなのように幹がすべすべしてないとわかりにくいのかも。
けやきがぶなに似ているかも、幹とか樹形とか。今度雨の日に歩いたら注意して見てみよう、、、と書いたところで気がついた。
私が今まで雨の日でも歩いたのは、ぶなの森だけだったことに。
なぜなら、ぶなの森はとても雨が似合うから。
雨でも歩きたいと思わせるのは、ぶなの森だからかも。
みなさんもぜひ雨のぶなの森で樹幹流に出会って下さいね!