毎年行われる塩の道祭り、令和元年の塩の道祭りの様子です。ここは、森林セラピーにも使われるコースです。
これはスタート地点の様子です
ゴール地点の様子です
毎年3月3日に行われる塩の道祭り。今年は天気も良く大変気持ちの良い日でした。この日は、セラピーどころではなく大変にぎわっています。
たまにはいいのではと思います。このブログをご覧の皆様も来年参加してみてはいかがですか?
3月の研修会は、レクチャー練習でした。
人前で話すことに慣れるのが目的です。
やり方はそれぞれ、プレゼン資料をプロジェクターで投影して発表したり、何も用意せずお話スタイルで発表したり。
どちらにもメリットデメリットがありまして、目的や聴く人によって内容と発表方法を選択すること、また繰り返し練習することが大事だと確認しあいました。
しかしレクチャーは緊張します。
森林セラピーでは皆さんをリラックスへと誘う必要があるのに、時にガイドのこちらがめちゃくちゃ緊張してしまったりします。
血圧、脈拍、アミラーゼなど、リラックス度合いを測る方法を森林セラピーの際にお客様に実施していただきますが、私個人のことで言うなら、レクチャー中あるいは直後に測定したならば、素晴らしくストレス度合いの高い値をたたき出してしまうことでしょう苦笑。
こちらの緊張につられてお客様も緊張してしまうので、やはりリラックス&平常心、大切です。
また皆で練習を重ねていきたいと思います。
役員会のひとこま。
次回研修会は、おたり森林セラピー基地のコースのひとつ「塩の道」。
塩の道は、どちらかといえば、歴史の話やてくてく歩く要素の強いコースです。
行先について、あそこでここで、あーでもないこーでもない、とやっていたら、うちの会の重鎮がおもむろに立ち上がり、黙って黒板に地図を描き始めました。
(あたしゃトイレに行くのかと思ったよ笑)
重鎮は「塩の道」のプロなんですよ笑。
塩の道で聞くおたりの昔話は、タイムトリップしたかのような周囲の風景の効果も相まって、とても面白いんです。
ガイドにはそれぞれ得意・好きなコースがありましてね、そこの話になると、がぜんはりきっちゃうんですね笑笑。
それぞれの得意分野を生かし、それぞれの知恵と力を出し合って、ガイド活動をしております!
おたりにぜひ遊びに来てください。
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古道「塩の道」で森林セラピー(1泊2日)はこちら
塩の道(千国コース)で森林セラピー(日帰り)はこちら
小谷には温泉がたくさんあります。
長野県内には森林セラピー基地がたくさんありますが、温泉を持っている基地は多くはないため、これはおたり森林セラピー基地の強みです。
温泉入浴による効果は森林セラピーの効果とほぼ同じなので、おたり森林セラピーには温浴プログラムもあります。
これをよりよいものにしようということで、温泉療法士の講師を招いて、温泉の研修。温泉の種類とか、入るのによりよい順番とか、知らなかったことをいろいろ教えていただきました。
その一環で、姫川の足湯公園に行きました。
ほどよい温度に心も体もあたたまり、意見交換も活発に。
足湯会議、いいんでは。
森の中での会議もいいと思うんですが、森は涼しいので体を冷やしがちなんです。その点足湯なら、体をあたたかく保てます。
小谷のようにめちゃめちゃ緑に囲まれた足湯につかりながらの会議なら、のびのびと、普段はオフィスで出ないようなアイディアも飛び出すことでしょう。 喧々諤々となりそうな議題には、特にいいかもしれませんよ!
おたり森林セラピー基地では、小谷村内の方にも森林セラピーのよさを知っていただき、各人の健康増進に使っていただくために、村内向けの森林セラピーも行っています。今年度の第一回目は座学「森林セラピーとは」でした。
来月から11月までは、毎月1回、フィールドに出て、森林セラピーを行います。
おたり森林セラピー基地のコースは、標高400mほどから1900mほどまで、多様性に富んだコースが多数あります。自然豊かなところ、歴史のあるところ、素晴らしい山岳美を楽しめるところ、などなど、村内の方にも楽しんでいただけると思います。
一人でも多くの村内の方に、森林セラピーの良さと、村が持つ自然の素晴らしさと力を再認識&再評価していただくために、これからもガイド一同力を合わせて地道な活動を続けていきます!
10時栂池ウッドチップ集合 晴天
スノーシューを着けウッドチップを沓掛方向に向かう。
メイプルシロップの採取を見つける。木々の変化、宿り木、根明け等を見つける。
東方向に向かう。リスに出会う。
林を抜けると広くなだらかな丘に出る。開放感や景色を楽しむ。
親沢を右手に西方向に進む 風も感じず穏やかな場所で寝転びも良い場所も有りました。から松、松の林に入る呼吸法もお勧め。
のんびり、ゆっくり森の中を歩く。親沢の川の水解けの流れの音。
除雪の雪をトラックで運び捨てるダンプの“ガターン、ガターン”と響く音、春の陽射を浴びながら気持ち良く歩きウッドチップの入り口終点に到着12時。
晴天に恵まれ、とても良い日よりでした。学んでは、頭から抜けていきますが、沢山体験して行きたいです。
2月の研修会では、「もっと基地を知る」と題して、過去におたり森林セラピー基地認定の際にまとめられた資料をひっくり返して内容を確認しました。
なかなか昔の資料を紐とく機会が無いので、一度皆で確認しようと言うことで。
かなりボリュームのある資料で、、、皆で一ページずつ読み上げながら、内容の理解に挑みました。
内容はなかなか難解だったけれども、基地認定にあたりどんな実験をどんな方法で行ったかを大まかながらしることができました。こういった内容を確認した後の我々ガイドの説明は・・・深みが出る・・・はず笑。
その他にも、国立公園内に位置するコースと、その利用上の注意事項などを確認しました。
おたり森林セラピー基地のガイドにとって、さまざまな角度から基地を知ることは、自分を知ることと同じ(?)。大切なことであると心得ながら、今後も学んでいきたいと思います。
森林セラピー 冬季プランの研修でウッドチップコースから前山までスノーシューで歩いてきました。
例年よりやや少なめの積雪ですが昨晩からの新雪でスノーシューで歩く感覚が心地よく、
曇り空ではありましたが、風もなく快適な状況で約2時間ほどコースの確認を行いました。
平らな林を抜け塩の道に入ってからの登り坂は初心者の方には少しきついかも、とか
登りあげた後の少し開けた場所で展望を楽しみながら休憩を入れたらよいのでは、など
再確認しながら、森の様子を観察。
新しい雪の上にはつけたばかりの動物の足跡がたくさん、
今回は、鳥の姿以外、生き物とは出会えませんでしたが
まっすぐ進む足跡や2匹が並んで、あるいは交差してつけていった足跡、
ウサギがかじった木の枝や、木の上に残された熊棚のあとなど
生き物たちの暮らしぶりを垣間見ることができます。
プロペラのように回転しながら落ちるカエデの種、雪を抱き込んだ綿帽子のようになった枯れ葉、
雪をかぶったヒノキの葉から舞い落ちる雪のささやき、葉を落とした後のクロモジの枝の香りなど楽しみました。
白い静かな森の中で五感を研ぎ澄ますと何度も歩いているコースでも新鮮な気持ちになります。
冬の森では樹々や動物たちは緑の季節とはまた違う表情で私たちを癒してくれます。
私たちガイドも研修で感覚を高めて、参加される方たちにより深く森の魅力を伝えられるようになりたいと思います。