Category Archives: おたりだより

鎌池の紅葉

・・・が見ごろだろうなぁ、見に行きたいなぁ。
(仕事が立て込んでて時間が取れない、、、泣)

ちょうど昨年の今頃、ドイツからのお客様をお迎えして
鎌池の森林セラピーへとご案内したっけ。

結構にぎわっていたのに、夕方近くなって突然人が引いて、
静寂の中、紅葉の鎌池の圧倒的な美しさの前に
池のほとりに二人で無言で佇んだっけ。

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Viva☆ブナの森のシンフォニー♪
(昨年の写真で失礼)

 

 

雨でも楽しいよ!

関西からのお客様を鎌池へお迎えしました。今回は12名。

あいにくの雨で、天気の回復も見込めなかったので、気合いを入れて(!?)「雨の森は素敵。雨の森を歩くのも楽しい!」を散りばめたご案内をしました。

だって私の大好きなぶな達は雨が大好き!
雨に喜ぶぶな達の森を楽しんでいただかなくて、なんとする笑!!

まず、雨の日には樹幹流(じゅかんりゅう)が見られます♪
ぶな(だけじゃないけど)が、葉に落ちた雨粒を受けとめ、小枝に運び、太い枝に運び、そして幹へと水を集め、その根元へと水を運びます。
重力の影響で、水はいつも同じところを通るので、晴れた日でも黒く染みになった樹幹流の痕を見ることができます。
少量の雨だと、集まり始めた水の道筋がアートのよう。
雨が激しければ激しいほど、とうとうと滝のように流れ下る樹幹流を見ることができます。
雨が降っていなければ見られない。雨だとおトク笑!

次に、雨の日には池全体が霧に包まれます。
霧は、池の水と空気の気温差で生じることもあれば、山から下りてくることもある。
時に早く時にゆっくり、自在に形を変え流れていく様は、生き物のよう。
霧で見え隠れする森や山、水面をたゆたう霧、とっても幻想的。

そして、雨の日は静か。
雨の森を歩く楽しみは、まだまだ限られた人しか知りません☆
なので雨の日は人が少なめで静か。
雨の音も静か。
しっとりと雨に濡れた森の緑、流れる霧の光景も、とても静か。
静寂を目で見て感じることができる、不思議。

それから、雨の森はいい匂い。
立ち上る土の香り、水の香り、森の香気。

森の中では、雨はあまり気にならない。
たくさんの木々の葉が、雨を遮ってくれるから。
ということで、雨でもできるかやってみよー!と寝ころびをやってみましたが、タイミング悪く強めの雨が降り始めてしまったので、快適、とはいかなかった。
でも、傘をさして座ってもらって、雨音を聴きながらのハーブティーを楽しんでいただきました。

みなさん雨の森の魅力に気づかれたみたい。
「雨でもよかった!」
「雨の方がいいかも!」
「こんなにいいとは知らなかった、またやってみよう!」
と、雨が降っていてもにこにこ楽しそうでした。
ヤッタネ!(ぶなの森と私でハイタッチ笑)

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森のちからかな

小谷鎌池に行って来ました。

誰もいなくガイド仲間と二人だけの貸し切りでした✨

森の中に入り心と身体がリラックスを感じました。

その場にいるパワー、癒し  二人でゆっくり深いお話が出来ました✨

森のちからかな‼良い時間でした

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帰りの時お客様二人来ましたのでバトンタッチして私達は帰って来ました

✨お客様も癒されたかな‼❇

下写真モリアオガエルかな⁉

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新しいいのち♪

先日研修会で栂の森&栂池自然園へ行きました。

森林セラピーに使う栂の森は、静かでオオシラビソの馥郁たる香りが楽しめるとてもよい場所なのですが、2年前の台風の強風で、かなりの木が根こそぎ倒されました。

伐採作業を行ったものの、丸太となった木々を運び出すこともかなわず、まとめて放置してあって、当初はとても森林セラピーという雰囲気ではなかったらしいですが、2年経ってだいぶ草の背丈が高くなり、少しは緑が戻ってきた感じになっていました。

なんかすかすかと間が空いてしまった森を歩いていたら、あら!

伐採した切り株に、オオシラビソ1年生たち発見!かわいい!!

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切り株は、1年生たちの栄養源となり彼らを支え、やがて朽ちていくのです。こういった切り株や倒木は(めんどうを見るから)ナースツリーとも呼ばれます。

着実に新しいいのちが交代して、森を再生していくのですね。

やっぱり自然はすごいですねぇ。

 

収穫が楽しみ

小谷村の埋橋に畑を借りて蕎麦を撒きました。

しっかり芽が出て収穫するときが楽しみです。

刈り取りまで、動物に荒らされないように、

しっかり見ていきたいと思います。

 

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たくさんお越しいただきました

関西よりお越しの団体のお客様を森林セラピー@鎌池へご案内。

やや年齢が高めだったので、鎌池一周できるかな?森林セラピーご理解いただけるかな??と気を揉みましたが、杞憂に終わりました。

みなさんゆっくりとしたペースで鎌池の周遊を楽しみ、森の中でのお昼寝を楽しみ、森林セラピーについてもよく理解して下さいました。

終わってから、いかがでしたか?とお尋ねしたら、

とてもよかった、気持ちよかった、爽やかだった、体が軽くなった等々嬉しい反応。
そしてそして、腕の腫れが引いた、とおっしゃった方もいました。

森のチカラを借りて、自分の治すチカラが働いたんですね。素晴らしい♪

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ぶな一年生に会いました♪

鎌池に研修に行って、ぶなの「実生(みしょう)」にたくさん会いました。

ぶなの実生は、ぶな一年生です。
(厳密に言うと、ぶな0歳児かな、笑)

昨秋地面に落ちた実が、雪のおふとんの下で冬を越え、
遅い雪融けを待って、ようやく芽を出したわけです。

ぶなが初めて実をつけるのは、地面に根をおろしてから50年後で、
5年に1度しか実をつけないんだとか。
(貴重な対面機会だったわけだ~笑)

まず最初に濃い緑の双葉が顔を出す。
なかには茶色い殻の帽子をかぶったままのものもいます。

双葉が揃ったら、真ん中からマッチ棒みたいなのが
みょーんと伸びて来て、 それが開くと本葉2枚。
この本葉は、ぶなの葉っぱの色。

地上にはじめて顔を出した一年目は、それでおしまい。

ちゃんと黄葉・落葉して、 また冬を越えます。

この時期たくさんの実生が出揃いますが、
この中で大きくなれるのはほんとにほんとにわずか。

それでもがんばれ、実生たち!!

それにしても5年に一度か~知らなかった。
森によって違うのだろうか。
少なくとも鎌池で次に実生たちに会えるのは5年後ってことですよ。
感慨深い・・・。

研修のため時間がなく、鎌池の実生の写真は撮れませんでした。
↓これは他の森の今年の実生ですが、、、かわいいでしょ♪

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塩の道で

小谷 塩の道で、今

タニウツギ、サンカヨウ、ニリンソウ

が満開です。

6月の新緑と可愛い花で、

塩の道歩きでしたが、森林セラピーをして来ました。

時間があったら、もっとゆっくり歩いて来たかったです。

 

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まだまだ雪だらけ~

5月中旬の話。

我らがおたり森林セラピー基地の代表選手「鎌池」を訪れました。

まだまだ雪だらけ~でもブナの新緑はだいぶ進んでいました。

この雪だらけの中を歩くのも結構楽しいものです。

足元が不安定なので、長靴あるいは防水の靴と、体幹バランスが必要です笑。

5/25に道路が開通したので、まだまだ雪だらけの鎌池へもご案内できるかと。

みなさまのお越しを鎌池と一緒にお待ちしております。

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