先日研修会で栂の森&栂池自然園へ行きました。
森林セラピーに使う栂の森は、静かでオオシラビソの馥郁たる香りが楽しめるとてもよい場所なのですが、2年前の台風の強風で、かなりの木が根こそぎ倒されました。
伐採作業を行ったものの、丸太となった木々を運び出すこともかなわず、まとめて放置してあって、当初はとても森林セラピーという雰囲気ではなかったらしいですが、2年経ってだいぶ草の背丈が高くなり、少しは緑が戻ってきた感じになっていました。
なんかすかすかと間が空いてしまった森を歩いていたら、あら!
伐採した切り株に、オオシラビソ1年生たち発見!かわいい!!
切り株は、1年生たちの栄養源となり彼らを支え、やがて朽ちていくのです。こういった切り株や倒木は(めんどうを見るから)ナースツリーとも呼ばれます。
着実に新しいいのちが交代して、森を再生していくのですね。
やっぱり自然はすごいですねぇ。