ぶな一年生に会いました♪

鎌池に研修に行って、ぶなの「実生(みしょう)」にたくさん会いました。

ぶなの実生は、ぶな一年生です。
(厳密に言うと、ぶな0歳児かな、笑)

昨秋地面に落ちた実が、雪のおふとんの下で冬を越え、
遅い雪融けを待って、ようやく芽を出したわけです。

ぶなが初めて実をつけるのは、地面に根をおろしてから50年後で、
5年に1度しか実をつけないんだとか。
(貴重な対面機会だったわけだ~笑)

まず最初に濃い緑の双葉が顔を出す。
なかには茶色い殻の帽子をかぶったままのものもいます。

双葉が揃ったら、真ん中からマッチ棒みたいなのが
みょーんと伸びて来て、 それが開くと本葉2枚。
この本葉は、ぶなの葉っぱの色。

地上にはじめて顔を出した一年目は、それでおしまい。

ちゃんと黄葉・落葉して、 また冬を越えます。

この時期たくさんの実生が出揃いますが、
この中で大きくなれるのはほんとにほんとにわずか。

それでもがんばれ、実生たち!!

それにしても5年に一度か~知らなかった。
森によって違うのだろうか。
少なくとも鎌池で次に実生たちに会えるのは5年後ってことですよ。
感慨深い・・・。

研修のため時間がなく、鎌池の実生の写真は撮れませんでした。
↓これは他の森の今年の実生ですが、、、かわいいでしょ♪

20190611