前から気になっていた場所を夕方の小一時間、スノーシューで歩く。
夏は河岸段丘のような段々の田んぼエリア。
冬は雪の毛布をかぶって、やわらかなカーブを描きます。
そして北アルプスの山々の眺めが抜群です。♪
川端までのんびり下って、時に滑り台もして、くるっと周って登り返してきます。
冬の森林セラピーはこんなコースを案内したいね~
スノーシューでのんびり歩いて、
座り込んでお茶しておしゃべりして、
北アルプスの山々を眺める♪
謹賀新年 2021
よい一年となりますように!
今年も森のチカラを借りて、免疫力を高めて、心も体も健やかに♪
小谷の豊かな自然とともに、皆様のお越しを楽しみにお待ちしております。
おたり森林セラピー基地一同
水曜日久しぶりに鎌池行ってきました。この日は天気が大変良くて最高・・・
紅葉も良くて良かったです。結構人も出ていてもう少しで駐車場満車です。
反対側に行くと、仲間がガイドしていました。
台湾のテレビで長野放送が撮影していました。出演者は、台湾のユーチューバーだそうです。
この日は、写真を撮りに来ている人が多かったです。
しかし、ブナの広場は静かでした。森林セラピーはそこで寝ころび・木へ抱き付きなどしていました。
オオシラビソです。
明るいグリーンは、今年の新芽。
きれいな色でしょう?
(この新芽は、出てくると貴薄ピンクの袋にぱんぱんに詰まってるんです。
パンストかぶった銀行強盗!?みたいな感じ笑)
触るととても柔らかく、なごみます。
オオシラビソは別名アオモリトドマツとも言い、ハイマツを除く針葉樹の中では、もっとも多雪環境に適応した樹種とされています。
日本海側の多雪地の山岳に多いそうで、シラビソに比べると、雪に耐えるためか、枝に付く葉がもふもふ!?(量が多い)しています笑。
オオシラビソには、おたり森林セラピーのコースの中では、
「栂の森」と「栂池自然園」で会えます。
特に栂の森で香るオオシラビソの森の香りはそれはそれは素晴らしいので、ぜひ意識して感じてみて下さいね!
それから、栂の森から栂池自然園に上がるロープウェーに乗って栂の森を見下ろすと、オオシラビソの新芽が出た森は、なんだかまるでサンゴ礁みたいです。
オオシラビソのてっぺんに、大きな紫色の球果が見られることもあります。
いろんな森との出会いをお楽しみに♪
今年もみなさまのお越しをお待ちしております。
今日は、ぶなの森で雨の日にだけ見られる樹幹流(じゅかんりゅう)のお話。
ぶなの森で見られる大好きな現象なので、このブログでももう何回も触れたネタですけどね笑。
樹幹流は
「樹」の
「幹」を
「流」れる
雨水のことです笑。
葉っぱが受けた雨水が、枝を伝い、より太い枝、幹、そして根元へと流れ下りてきます。流れる場所は(おそらく重力により)決まっていて、黒っぽい筋として晴れの日でも見られます。
まず。樹幹流は雨の日でないと見られません。
続いて。樹幹流はある程度の雨量がないと見られません。
つまり。結構な雨が降るぶなの森を歩いた人だけが見られる自然の贈り物!です。
雨の降り始め。シマウマの模様とか(笑)アートみたい。
樹幹流。
見てるとなぜかすごく癒されるんですよね、、、
樹冠に降った雨水が葉や枝や幹を伝って根元に集められるというのは、他の木でも当然同じことが起こっているとは思うのですが、他の木ではあまり見たことがないような。ぶなのように幹がすべすべしてないとわかりにくいのかも。
けやきがぶなに似ているかも、幹とか樹形とか。今度雨の日に歩いたら注意して見てみよう、、、と書いたところで気がついた。
私が今まで雨の日でも歩いたのは、ぶなの森だけだったことに。
なぜなら、ぶなの森はとても雨が似合うから。
雨でも歩きたいと思わせるのは、ぶなの森だからかも。
みなさんもぜひ雨のぶなの森で樹幹流に出会って下さいね!