森で癒しを - 小谷村森林セラピーの軌跡(1)

森林セラピーとは

村の面積の86%を森林が占める小谷村。この豊富な森林と自然環境など小谷村の特徴を生かした事業展開を図るため、村では平成18年から「森林セラピー」に取り組みはじめました。

「森林の活用による身体の保養、休息」社会の中で精神的負担を抱えてしまった人の一時的保養による社会復帰の補助的役割を果たすのが森林セラピーです。

「森林浴」という言葉はよく耳にされますが、森林浴という用語の意味を調べてみますと、「森林の精神的、心理的、神秘的雰囲気の中で医学的に裏付けされた健康法を行うこと」とあります。

それでは、「森林セラピー」とはどのようなものでしょう。先に述べました森林浴がもたらす生体反応を、唾液や血液中の成分の変化などを分析し、森の効果を科学的に解明していくことが可能となりました。森林セラピーとは、そうした医学的な根拠に裏付けされた森林浴効果のことを指します。

今日、ストレスの緩和、休息の手段、自然を生かした取り組みとして森林セラピーは注目されました。

 (おたり広報平成25年11月号特集ページ原稿より)

コメントを残す