ぶなの実生(みしょう)が大好きです。ぶな1年生♪です。
実生=種子から発芽したばかりの植物のこと。子葉や第一葉のある時期を指す(by wikipedia)
昨年(2013年)の秋はブナが大豊作だったようで、今年(2014年)雪解けのブナの森を訪ねたら、林床には一面の実生・実生・実生!!!足の踏み場?もないくらい(笑)。
ああ~10cmくらい浮いて森を歩けたなら、ひとつも踏まずに済むのになぁ・・・と思う。
こんなにたくさんあっても、大木へと育って行くのはほんのわずか。ほとんどが実生のうちに枯れてしまう。束の間の命、貴重な時間。だからこそ、踏みたくない。
あちこち写真を撮って歩きたいのだけれど、身動き取れず(苦笑)。
最初は茶色い帽子(ブナの実の殻)をかぶって地面から顔を出して~
次にきれいな緑色の双葉を開いて~
そして真ん中からマッチ棒みたいなのを伸ばして~
第一葉を2枚開いて~
秋にはちゃんと第一葉2枚を紅葉させて~
1年目はおしまい。
気の遠くなるような時間をかけて、大木へと成長していくんですねぇ。
今、実生たちは雪のお布団の中。
2年生の春に向けて、滋養を蓄えつつ、うつらうつら冬のまどろみの中。