10/20(月)、「女性のための森林セラピー」10月企画でお客様をお迎えしました。
1日目は小谷鎌池で、お昼から半日、池のほとりを歩きながら森林セラピーを体験していただきました。
あいにくの本降りの雨となってしまいましたが、雨の森を歩く機会もなかなかないので(そして雨の森はとても素敵なので)、ゆっくりと1周しました。
寝ころびなど、いつもの森林セラピーメニューができなかったのが残念でしたが、それでもしっとりと紅葉した雨の鎌池はお客様を魅了してやまなかったようです。
雨がブナの幹を流れ落ちてくる樹幹流を眺め、当たるものによって違う雨の音や小さな水流の音を聴き、雨の森の匂いを嗅ぎ、ふかふか落ち葉の小道の感触を楽しみ、湧水の味比べをし、時々霧がかかって幻想的になる池や色とりどりの紅葉に目を細める。
大きく手を広げて迎えてくれるブナを見上げ、幹に抱き付く。
ゆっくりと、自然と一体になる時間。
雨模様だったため人も少なく、紅葉の時期としては異例の静かな鎌池を楽しみました。
別々にお越しになったお客様お二人は偶然絵を描かれる方たちで、絵を描く目線で鎌池の風景を楽しまれていました。
お1人は「晴れた日にまた必ず来たい!」とおっしゃっていました。
もう1人は「今日は3本もハグしちゃった(木を抱きしめちゃった)」と嬉しそうでした。
われらがおたり森林セラピー基地の代表選手「鎌池」ファンがまた増えたようです♪
最後に雨で冷えた体を雨飾温泉でゆっくりとあたためて、本日のお宿「自家製酵母パンの宿 プチホテルシャンツェ」へと入っていただきました。