2日にまたがって小谷で会議があったので、いい機会だから小谷温泉の山田旅館に泊まってみる。
冬でも豪雪の中で営業している開湯1555年の宿、「秘湯を守る会」の宿でもある。さすが大湯元、お湯が濃くて、うっかり長時間浸かりすぎて湯あたりした(苦笑)。
そしていい機会だから、早起きして朝食前に山田旅館から鎌池までの道(登山道)を歩いてみた。
いつも鎌池のほとりで「小谷温泉→」の看板を見て、よさげな道だな~歩いてみたいな~と思っていたけど、小谷温泉には駐車場がないので、なかなか歩けなかった道。
鎌専(鎌池大好き)ガイドの私としては、ぜひ知っておかなければいけない道(というか、雪の時は歩いたことあるんだけどね、道も雰囲気も違うからね)。
宿の人の説明の通り、道の最初は草ぼうぼうでちょっと怖気づいたけれど、15分も登ると草の丈も低くなり、じきぶなの森の中を行くさわやかな道になる。数か所道標があり、途中山仕事用のモノレールをまたいだりした。ところどころで「ばか」をくっつけながら、1時間弱で鎌池のほとりにたどり着いた。
朝の鎌池には当然誰もおらず、静かな静かな空間が広がっていた。いつも訪れるのは日中か夕方だから、朝の光の鎌池はとても新鮮。こういう時間帯の森林セラピー@鎌池もいいもんだろうな~と、しばし池のほとりで呆ける。
時間の約束があるので、とってかえして宿へ帰り、朝食をいただき、温泉でさっぱりしてから、また会議へと。 なかなか贅沢な時間を過ごしましたですよ。紅葉の頃に歩くのもいいだろうな~。
標高差300mほどの山道、所要往復2時間ほど(鎌池滞在時間含まず)。
一応「熊鈴」持って行くといいですよ。