さて山頂に着きましたなら研修会第二部です。
山頂では講師の先生がどらやきをお土産に待っていていくれました笑。
第二部は「ガイドのためのボイスレッスン」。
講師は、ごきげんボイスin安曇野の亘理久佳乃(わたりひかり)さんです。
私たち森林セラピーガイドは、森の中で、
大きすぎず、でもしっかりと相手に伝わる声を発する必要があります。
亘理久佳乃さんは本来は歌の先生ですが、発声のプロフェッショナルです。
そのコツの伝授していただきたくて、レッスンをお願いしました。
声を出す時は腹圧呼吸で。
気を下腹へ下げ、大地に根を張り大空へ枝を広げる木のように安定して力強く。
そして声を出す時には気を回すこと、それが外へ向かうか内へ向かうかで伝わり方が変わること。
たくさんのはじめて聞く話ばかりで。
でもなぜか妙に納得がいって、いろんなことがつながって。
ボイスレッスンのはずなのに、皆でワークをする中で
自分のいろいろな面を発見したり、仲間のいろいろな面を発見したり。
発声の学びにとどまらず、哲学でもあり心理学でもあり。
たくさんの気づきがあって、とても楽しめました。
常々ガイド時の声の大切さについては感じていました。
今回教えていただいたことをもとに意図的に発声を選ぶことによって、
よりその時のお客様、その場に合うガイドができるのではないかと感じました。
ぽかぽかお日様ときれいな青空の下、アルプスの山々を眺めながら
学んで、発声練習して、歌を歌って、笑って。
とても素敵な時間を過ごすことができました。
今度はぶなの森の中でやりたいな♪