私のトレーニングジムの近所の山。
過去には美しいアカマツの林に覆われていたけれど、マツクイムシにやられて、かなりの範囲が見るも無残なはげ山になってしまった。登山道脇には、切り倒されたアカマツの丸太が死骸のように累々と。
これを眺めていて思う。
これ、みんなで分けたらいいのに。薪ストーブとかで燃やせばいいのに。
と言うと、「マツは油が多いからダメだ」って言う人がいる。
それなら、油が多くても燃やせるストーブ作ればいい。
(あるらしいけどね、厚い鉄板がいるそうだよ)
「みんな、持ってっていいよ~」って言えばいいのにな。
そうすれば、森がきれいに片付くのに。
みんなお金払って薪買わなくていいのに。
この前台風19号で川が氾濫して、河川敷は流木やら何やらで埋め尽くされた。
今も時々、それを積んでどこかへ運ぶトラックを見かける。
あれも、「みんな、持ってっていいよ~」って言えばいいのに。
きっときれいに片付くのに。
所有とか、お金とか、安全とか、「できない」とか。
いろんなことがいろんなことをがんじがらめにしている気がする。
「地球は、全てのいのちが生きていくのに困らないだけのものを与えてくれている」 と聞く。
確かに、誰の所有とかじゃなくて、「地球がくれた」っていうことで、こういうものをみんなでうまく利用できたら、資源は十分ある。
のかもしれない。