1日目
鎌池から戻られたお客様をお迎えし、山菜や地場産品、手打ちそば‥等、信州のお料理を味わっていただきました。
夕食後 白馬乗鞍ホタル公園へいきホタル観賞
ゆっくりとしたホタルの動き、優しい光の静かな点滅など
森林セラピーでいう、F分の1ゆらぎでもあるホタルの光を感じて過ごしました。
2日目
採れたての高原野菜、地鶏の卵料理、小谷村の森で採集した酵母を使ったパンなど、
自然の恵みをたっぷりと体に取り込んでいただきスタート。
企画では「塩の道」で森林セラピーの予定でしたが参加者がお1人なので
ご本人の希望も伺い、栂池自然園に変更しました。
ゴンドラ下車後、ロープウエイに乗る前に栂の森遊歩道でゆっくり過ごしました。
ご本人が森林セラピストであるため、レクチャーや動機づけの必要がなく、余計な説明は省き、
簡単なストレッチ、呼吸法を取り入れて、オオシラビソの放つフィトンチッド、森の清涼な空気を味わってから自然園へ登りました。
湿原地帯は初めてとのこと、開放感があり珍しい高山植物なども楽しまれていましたが、
高い標高に慣れてなく、お疲れもあったのか、軽いめまいと頭痛があった為、
ワタスゲ湿原で引き返して降り、再度栂の森遊歩道に入り、そこでおむすびの昼食をとりゆっくりしました。
その他、果物、焼き菓子、ミント水、お茶などを行動食としました。
展 望
今回の参加者のように、ご自身がガイドとして知識も経験も豊富な方が
料金を払って体験をする価値がはたしてあるのか・・・
気になるところでしたのでご本人に確認しました。
「ガイドさんんがいることで知らない森でも安心して過ごせる」
との言葉に深く納得しました。
心身ともに解放され、くつろぐ中でこそ、森のエネルギー、癒しを存分に得ることが出来るのだと思います。
参加者にとって小谷村の森が「私の森」になる、ガイドはそこをつなぐ懸け橋になる・・
森に浸る事、自然とむきあう時間、そこに寄り添うために私たちガイドの大きな役割があるのだと実感しました。