小谷村は遅い春の訪れと同時に山菜の季節を迎えます。
山が深く豪雪地帯である小谷村では雪解けの地を追いながらたくさんの種類の山菜が姿を現します。
おなじみのタラの芽、ウドをはじめ、コシアブラ、
ウトブキ、イラクサ、ヤマソ、モミジガサ、ミズ・・・
これからはワラビや根曲リダケの時期です。
一般には栽培の山菜も増え、手ごろな価格で出回るものもありますが
『小谷村の天然の山菜は格別』と県内外で一目置かれています。
春、元気に芽吹く為に長い冬の間エネルギーを蓄え、生命力にあふれているのです。
山菜の独特の強い香りや苦みは、冬の体を目覚めさせる自然の恵みでもあります。
人間の体は冬の間、新陳代謝が落ち体内や血液中に脂肪や毒素、老廃物がたまります。
山菜の成分にはそうした有害物質を排出し浄化する(デトックス)効能があるそうです。
それぞれの山菜で細かい成分の違いはありますが
香りや苦みの成分が細胞を活性化させ、血行を良くし、疲労を回復、活動状態へと移してくれます。
また自律神経に働きかけ、精神の安定、血糖値を下げる効果も認められています。
ポリフェノールや食物繊維が豊富で抗酸化力や整腸作用もあり、まさに心にも体にも効く大地の恵みです。
豊かな小谷の森、そして山菜
体の外からも内からも活力を与えてくれるでしょう!
自然の力を存分に吸収して皆様の健康な生活にお役立て下さい。