Category Archives: インストラクター協会活動

塩の道まつりでPR

5月3日におたりの塩の道まつりが行われました。

協会としては、今年は外部向けPRを強化していきたい思いがあります。
有意メンバーが、おまつりの受付で、おたり森林セラピー基地のパンフレットと「おたり塩の道歩きと森林セラピー」のチラシを配布しました。

「森林での健康の効果が書いてます。ゆっくりお読み下さい」と言い渡しました。興味を示す様な方、只もらっていく方それぞれでしたが、森林セラピーの言葉、効果を知り小谷の森林セラピーに繋がって行ってくれると思いました。初めての塩の道祭りでのPR活動良い感触でした。

 

塩の道まつりでPR

塩の道まつりでPR

塩の道まつりでPR

塩の道まつりでPR

総会

5月9日に総会が行われました。

決算予算の報告や、今後の課題について確認や意見交換が行われました。

新しい体制になってから1年がたち、協会内の活動はずいぶん活発化し、チームワークもできあがってきました。新しい事務局も加わり、これからまたいろいろとスピードアップできそうです。

今年はおたり森林セラピー基地認定から10年が経つそうです。
協会メンバー一同、また一年新たな気持ちで取り組みたいと思います。

今年も皆様のお越しをお待ちしております!

新年度第1回目の研修報告

4月、新年度が始まりました。

森林セラピーインストラクター協会では年間研修計画を立て

現ガイドのレベルアップや新人ガイドの養成に取り組み、より活動の幅を広げていきたいと考えています。

 

第1回目の研修報告です。

4月25日 「鎌池コース確認と森で朗読」参加者 7名

 

例年になく雪どけが早いものの車道にはまだ雪が残り、鎌池へは小谷温泉から山道を歩いてアプローチ。

満開の桜や山野草を愛で、山菜の群生地を通り抜け、むせぶほどの春の気配を浴びる道中はそのままで森林セラピーそのものでした。

残雪のブナ林にたどり着けばまもなく鎌池、、、氷が半分とけた銀面の池が広がっていました。

芽吹き前のブナ林を抜けて鎌池へ

芽吹き前のブナ林を抜けて鎌池へ

 

今年の鎌池の雪融けは早い

今年の鎌池の雪融けは早い

 

今回の研修では参加者全員が1人ずつ順番に読み手となります。

森の中で声を出すこと 感情表現をすることで

ガイドとして人に伝えるための説得力や演じ手としての要素も見直してみる

また、聞き手としてどう感じるかなども確認してみる目的です。

鎌池の向うに雨飾山

鎌池の向うに雨飾山

 

鎌池の向こうに雨飾山、大渚山、金山が屏風のように広がり、誰もいない静かな森はまるで舞台のようでした。

柔らかな日差し、水面を渡る風、鳥のさえずり、沢の音、埋もれていた木の枝が雪をはじきあげる音・・・

その中でただ1人声を出し語る時間、そして仲間の声にじっと耳を傾ける時間の中で、

私たちは自然と感性が研ぎ澄まされ、森の中で言葉があたたかく、優しく響くのを

時に重く、深く心にしみこんでくるのをゆっくりと味わいました。

語り手としての癒しも、聞き手としての癒しもあることを実感し、

新しい森林セラピーの可能性を強く感じた研修となりました。

森で朗読

森で朗読

こうした研修を重ね小谷村でより豊かな森林セラピーを体験してもらえるよう皆で努力していきたいと思います。

 

今回持ち寄った作品:

自分の番 いのちのバトン  あいだみつを

虔十公園林   宮沢賢治

楢山節考   深沢七郎

イギリス式生活術   黒岩徹

百名山ー雨飾山  深田久弥

1年間の振り返り

年度末の慌ただしい合間を縫って、役員と事務局が集まり一年間の活動の振り返りを行いました。

新役員体制になってから、あっという間の一年でした。
「健康」と「観光」を協会の2本の柱とし、今までの活動に加えて村内外へ向けて活動の幅を少しずつ広げました。
理想を掲げて体制整備に着手し、プランを準備し、たくさんの研修をしました。
達成できたこと、できなかったこと、いろいろありました。
皆で顔を合わせて活動・協力する機会が増え、会が活性化した一年だったと評価できると思います。皆それぞれいろんな意味で勉強し、レベルアップしました。

来年度はこうしていこう、これをやりたい。それぞれの思いや考えを共有しました。
小さな歩みでもよいから、前年よりもよくなるよう、一歩ずつ進んで行きます。
「継続は力なり」です。

来年度からは事務局が変わるので、新メンバーでまた1年がんばります。

皆さんの健康増進に一役買える森林セラピーを提供できるよう、おたり森林セラピー基地ガイド一同、引き続き研鑽しつつ、皆さんのお越しをお待ちしております。

来年度もよろしくお願いします!

一年の振り返り

一年の振り返り

レクチャートレーニング

冬の間の研修は室内が多くなります。
1/25にレクチャートレーニングをしました。

レクチャートレーニング経験がある事務局が指導やアドバイスをしてくれました。
テーマは、あらかじめ決まっていた「食について」と当日その場で事務局が思いついたもの、時間は5~7分で各人レクチャーをしました。それぞれの個性が出るレクチャーとなりました。
各人得意不得意がある中で、やはり人前で話すことへの慣れ、日頃から様々な話題を用意しておくことが必要だという話になりました。
また、一方的に話すのではなく、質問などをして聴く人を巻き込むこと、その回答に対する反応の大切さなどもアドバイスとして出ました。

レクチャートレーニング

レクチャートレーニング

レクチャートレーニング

レクチャートレーニング

レクチャートレーニング

レクチャートレーニング

 

私は話好きなので、人と話すのは苦にならないのですが、人前でレクチャーというスタイルは少々苦手です。自分が自分にプレッシャーをかけてしまうようで。つらいのは最初の5分程度なのですが、なぜか息が切れてしまうのです。話すことと内容に意識が行き過ぎて、息してないんですかね(笑)。その緊張状態といったら、森林セラピーでみなさんをリラックスに導く立場なのに、こっちがリラックスどころじゃなくなってしまう(苦笑)。早く慣れたいもんです~。

 

2016年森林セラピーフォーラム

1月15日に永田町で森林セラピーソサエティ主催の2016年森林セラピーフォーラム「ストレスチェック制度導入と森林セラピーの活用」が開催されたので、役員代表2名で参加してきました。

今回は、昨年12月に企業のストレスチェック実施が義務化されたので、それに関連して森林セラピーをぜひ活用していただきたいという思いで構成されたフォーラムでした。
全国の基地はじめ関係者などたくさんの参加者があり、会場はほぼ満員。「私が司会をするようになって、会場が満員になったのははじめてです」なんてスタッフの方が言っていました(笑)。それだけ皆の関心が高いということですね。

参加してみて、どの基地も似たような悩みを抱えているのだなということがわかりました。

我らがおたり森林セラピー基地としても、今後企業にどのようにPRしていったらよいだろうと頭をひねることしきりですが、まぁ自分たちにできることをひとつずつ地道にやっていくしかないということで、皆で知恵を力を合わせて、おたりの森林セラピーを活用していただけるよう、創意工夫・試行錯誤していくつもりです。
そしてまた、小谷村の豊かな自然が企業で働く方たちのストレス緩和に一役買えるよう、ガイド一同、しっかり橋渡し役をしていきたいと思っています。

フォーラム会場の様子

フォーラム会場の様子

フォーラム会場の様子

フォーラム会場の様子

フォーラム会場の様子

フォーラム会場の様子

追伸:

私はもとは埼玉出身で東京通勤もしていましたが、長野の自然にどっぷりつかって約20年、すっかりお上りさんになりました。久しぶりの東京は、やっぱり疲れます~(苦笑)。やはり、人の多さからくる密度、視覚・聴覚への刺激などがストレスになっている気がします。
でも東京って、意外と緑が多いんですよね。意外に空も広かったです。水辺なんかも有効活用されてるし、その気になればちょこっと気分転換できるところはたくさんありそうですね。

臨時役員会

新年明けて、落ち着いた日々が戻った1月中旬、臨時役員会を開催していろいろと今後に向けた話し合いをしました。

今年度は長野県が森林セラピーにさらに力を入れ始め(長野県の森林セラピー基地&ロードは現在10ヶ所になりました)、それを受けて、県内各地の基地間で足並みを揃えるためいろいろと課題が出されており、それに対応するためです。

また、観光ツアー企画の話もあり、その対応可能性についても話し合いました。

森林セラピーは冬の間は何かと活動が限られるのでわりとおとなしくしてますが(笑)、この冬の間にまた来年度皆さんにおたりの森林セラピーを楽しんでいただけるよう、皆で着々と準備を進めています。この地道な活動が実を結び花開くことを役員一同願って。

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追伸:

今年は雪が少なく、豪雪地帯の小谷もほんとに雪がない状態。昨年は正月毎日のように降って「雪かき」じゃなくて「雪堀り」で本当に大変だったそうですが(投稿者は村外なので)。
この日はようやくの?小谷らしい雪景色になっていました。
雪の小谷にも遊びに来て下さいね~。

 

今年もよい年となりますように!

明けましておめでとうございます。今年もよい年となりますように!

おたり森林セラピー基地ガイド一同、皆さまに森林セラピーの素晴らしさをお伝えするため、力を合わせて活動を行ってまいります。
今年もよろしくお願いします & 小谷へのお越しをお待ちしております。

さて、冬の企画が始まっています。小谷の雪と森林セラピーを体験しにぜひお出かけ下さい!

>> 雪の森で森林セラピー(1泊2日)

冬の企画では、荒天の場合は、室内でかんじきづくりの一部(縄掛け)を体験していただきます。

かんじきは、雪国で雪上を歩くために使われてきた道具、今で言うスノーシューです。
全て地元の材料で作る、雪深い小谷に無くてはならない一品です。小谷のかんじきは、滑り止めとなるツメ(木製です)が付いているツメカンジキです。昔はそれぞれがマイかんじきを作りました。(縄は昔は麻縄を使いましたが、体験していただく縄掛けではナイロン紐を使います)

 

かんじき縄掛け研修会

かんじき縄掛け研修会

かんじき縄掛け研修会

かんじき縄掛け研修会

昨年12月に、冬の企画に向け、ガイドのための縄掛け研修を行いました。

ガイド仲間の指導の下、4mほどのナイロン紐を使用してかんじき縄掛けの練習を行いました。できたらまた縄をほどいて、何回か練習しました。シンプルにすっきりとかつ美しく仕上げるのが使いやすさにつながることがわかりました。
練習の合間に、かんじきの材料や作り方、どんな場面でどのように使うのか、小谷の冬の生活、村の名前の由来など、いろんな話が聞けて興味深かったです。
最後に履き方(かんじきと靴とを紐で結ぶ)の練習をして終了しました。

 

 

新潟県津南町との交流会

10/30(金)に、同じく森林セラピー基地を有する新潟県津南町のガイドの方々が小谷へ来てくださり、交流会をしました。

7名の方が来られ、小谷村からは2名が参加しました。

鎌池の散策の前に2名の方に唾液検査をしていただき、散策終了後検査した結果、2名共に下がりました。

その後、雨飾り荘に移動して交流会をしましたが、津南町の方の質問を受ける一方通行でした。
小谷村の現状を話して終了しました。

津南町の方にも、うかがってみたいと思います。