Author Archives: wpmaster

森で癒しを - 小谷村森林セラピーの軌跡(4)

小谷村の体制

 小谷村は、認定時から現在まで、推進協議会を中心として体制の整備が行われました。コースの選定、森林セラピー対応の認定宿「癒しの宿」の整備、インストラクターの養成などが取り組まれました。今回はインストラクターの取り組みについて紹介します。

 現在23名の森林セラピーインストラクターでお客様を森林へ案内しています。

 森林セラピーインストラクターの役割としては、森林を散策する際により効果的な森の癒しを提供することにあります。散策コースの案内、散策時に五感(見る、聴く、かぐ、味わう、触れる)を多く使うことで、人が本来持つ感覚を取り戻すお手伝いをします。

 インストラクターは月に1度、自主的に企画した研修会を行い、資質向上を図っています。

(おたり広報平成25年11月号特集ページ原稿より)

森で癒しを - 小谷村森林セラピーの軌跡(3)

小谷村の認定

 小谷村は、平成17年11月の森林セラピー基地募集において応募しました。翌年の3月に書類審査に合格し、9月に実地審査が行われました。内容としては長野市の駅前と雨飾高原の鎌池にて同じ被験者が一定の時間散策をし、心拍変動性をはじめとした多くのデータを記録。都市部と森林部それぞれの記録されたデータを比較した結果、小谷村の森林で森林セラピーを実施することの有効性が証明され、平成19年3月に森林セラピー基地の仲間入りをしました。

(おたり広報平成25年11月号特集ページ原稿より)

 

森で癒しを - 小谷村森林セラピーの軌跡(2)

 全国の森林セラピー基地は?

 森林セラピー基地として認定されるためには、NPO法人森林セラピーソサエティによる書類審査及び実地審査に合格しなければなりません。
 こうした審査を通過した森林セラピー基地が現在全国に53か所あります。
 長野県は8か所の森林セラピー基地と2か所の森林セラピーロードが存在する、全国でも一番の森林セラピー県であり、小谷村もその一つです。

 (おたり広報平成25年11月号特集ページ原稿より)

森で癒しを - 小谷村森林セラピーの軌跡(1)

森林セラピーとは

村の面積の86%を森林が占める小谷村。この豊富な森林と自然環境など小谷村の特徴を生かした事業展開を図るため、村では平成18年から「森林セラピー」に取り組みはじめました。

「森林の活用による身体の保養、休息」社会の中で精神的負担を抱えてしまった人の一時的保養による社会復帰の補助的役割を果たすのが森林セラピーです。

「森林浴」という言葉はよく耳にされますが、森林浴という用語の意味を調べてみますと、「森林の精神的、心理的、神秘的雰囲気の中で医学的に裏付けされた健康法を行うこと」とあります。

それでは、「森林セラピー」とはどのようなものでしょう。先に述べました森林浴がもたらす生体反応を、唾液や血液中の成分の変化などを分析し、森の効果を科学的に解明していくことが可能となりました。森林セラピーとは、そうした医学的な根拠に裏付けされた森林浴効果のことを指します。

今日、ストレスの緩和、休息の手段、自然を生かした取り組みとして森林セラピーは注目されました。

 (おたり広報平成25年11月号特集ページ原稿より)

女性企画始動!

おたり森林セラピー基地今年は「女性のための森林セラピー・宿泊プラン」を実施します♪
おたり森林セラピー基地の女性ガイドがご案内し、女性ガイドの宿に泊まってくつろいでいただくプランです。

森の癒し、ゆったりと流れる時間、体を芯からあたためる温泉、大地の恵みいっぱいのおいしい食事。
日常の慌しさから解放されるように。ゆっくりとくつろいで、心身ともにリフレッシュできるように。
女性のみなさんに喜んでいただけるセラピープランをただいま女性ガイド達が練っています。

お楽しみに♪

 

2014/6/22(日) 「五感で感じる森林セラピー@鎌池」

2014/6/22(日) 「五感で感じる森林セラピー@鎌池」やります♪

おたり森林セラピー基地の中心的存在&私が大好きなブナの森に囲まれた鎌池(かまいけ)で、森林セラピー。
今年から始まった新しい試み、「ガイド企画(基地セラピーガイドによる独自企画)」の先頭バッターで、いとうなおこがご案内します。

ゆったりのんびりした時間を過ごしながら、五感意識して、森を感じます。
自然のリズムに思わず知らず整えられて、1日が終わる頃には何だか気分爽快に。
お昼ごはんも現地「ぶな林亭」で地のものをいただきましょう。

皆さんのご参加お待ちしております。詳しくは↓↓↓