盛夏、鎌池。
もこもこブナの森、一面の緑。
森を映して、池まで緑。
白い馬、出て来そうね~
夏まっさかり。緑いっぱいの鎌池で、おもしろいことやりました。
↑ボイストレーニング中(笑)。
地曳網をひっぱるイメージで発声している。
声を出すことは元気でいるためにとても大切ですが、コロナ下でみな声を出せていません。
お客様に提供するための、自分の体に響く・よい効果がある声を出す/探し当てるプログラムは何かないかと思い、昨年も講師をしていただいたごきげんボイスin安曇野の亘理久佳乃(わたりひかり)さんに再び来ていただきました。
今度は実際に森林セラピーを行う鎌池でボイストレーニング実施。
まずは、講師に森林セラピーとはどんなものかを知っていただく必要があるということで、めっちゃ時間オーバーしながら、私達ガイドが交替でご案内しながら鎌池を1周。
2周目は、ひかりさんがさまざまな発声手法を繰り出すのに皆懸命について行きながら、指定の歌をその手法をもとに歌ってみる、ということを繰り返しました。
最後に仕上げで歌った後は、森の木々がざわざわ~っと風で大きくうなり、拍手喝采しているかのようでした。
鎌池2周もしちゃって、講師も私達ガイドも、すっかりリラックス&癒されました。
研修会で、木曽の釜沼温泉大喜泉さんを訪ねました。
こんな時だから、私達(ガイド)自身もリラックスしなきゃね!ということで。
遠出はできないので県内で。といっても小谷から移動3時間半、十分遠出ですね笑。
大喜泉さんのご主人は長野県温泉協会認定温泉療養指導士でもあるので、森林セラピーのオプションとして提供する温浴プログラムの参考にさせてもらおうというのが名目。美味しいもの食べてゆっくり温泉に浸かろう♪というのが真の目的?の研修会です笑笑。
釜沼温泉大喜泉さんは日本秘湯を守る会の会員でもあります。
秘湯に行くならば、やはり山を越えていかねば、、、ということで、車を下りてちょっと歩きます。
ここはね、森林鉄道跡です。後ろにトンネルが見えてます。鉄道は、最盛期にはなんと総延長400キロも張り巡らされていたのですって。
倒木、崩落、ぬかるみ1ヶ所ずつ越えて歩きました笑。
舗装路に出たら、植物観察が始まって、ベリー食べたり(私は遠慮、笑)。
さて秘湯の大喜泉さんに着きました。ロビーで温泉の試飲(ワインじゃない笑?)。
そしてお待ちかねのお昼ご飯。薬膳料理です。
通常お昼提供はされていないのですが、研修会ということで特別対応して下さいました。
食事が済んだら勉強会。
講師のご主人。お若いです。
おじいさんが営まれていた宿を失くしたくなくて跡を継がれたそうです。
その後は思い思いに温泉を楽しんで、、、(写真ないよ笑)
源泉(13℃)の冷浴と沸かしたお湯(40℃くらい?)での温浴を繰り返すことによる体の反応は面白く、、、
あっという間に時は過ぎ、大満足して帰路に着きました。
小谷での温浴プログラムもお楽しみに~
「女性のための森林セラピー♪」の研修会をしました。毎年この時期恒例です。
今年は今までと違ったコースを歩くプランを検討してみようということで、そのコース確認をするための会だったのですが、、、
11時前に歩き始め、まずは雨飾山の展望台に寄って(雲で隠れてよく見えなかった)、緑麗しい素敵なぶなの森を抜けて、水飲み場のある舗装路に出て、さぁここから鎌池まで舗装路歩き!どんな感じかな~というところで、
ゴロゴロゴロゴロ・・・
えっ!?まだ午前じゃん。
だけど、わかってた。空が確かにそう(雷出るぞって)言ってた苦笑。
あーもう雷め。私は雷が嫌い。怖さを我慢して歩くことはできるけど、楽しめない。
連れのガイド仲間は「私平気~♪」と言っていたけれど、これから歩くところは開けているし、やはりリスクは避けたい。ということで、車に戻って鎌池へ向かうことに。
鎌池ではブナ林亭に寄って、雷が過ぎるまでのんびりたっぷり時間を取ってランチ。
ぶっかけとろろそば、気まぐれ天ぷら盛り(山菜たっぷりだったよ♪)、コーヒーなど堪能。
いい加減歩くかと14時頃出発したけど、まだゴロゴロ言っていた。雷め、、、
寝ころび広場では、ゴロゴロ(雷じゃなくて笑)しながら、いろんな話を。
森の小径では、四阿でお茶して、いろんな話を。
駐車場に戻ってきて、ガイド仲間が「えっもう17時半だよ!」。「うん知ってるよ」。
全然コース確認はできなかったけど笑、ガイド二人のゆったりのんびり「女性のための森林セラピー♪」となりました。
カッコウが鳴き出した。
カッコウと言えば、森にこだまする声。
埼玉に居た頃は、林間学校とか山の中に出かけていく特別な機会でしか聞けなかった。
それがここでは日々の生活で聴こえる~リゾート気分!
聴いてると爽やか~な気分になってくる。
あのエコーがいいのよね。
だがしかし。カッコウ、夜中も鳴いてるんだよね。
夜更かしカッコウ、何でだ。
夜中に求愛?縄張り主張??
居場所を知らせては危ないのでは。
昼間は爽やかだけど、夜はちょっと・・・不気味(笑)?
はよ寝なされや~
板張りの家っていいな。
こげ茶色の壁で、屋根は赤。山小屋風でかわいい。
・・・などと考え、小谷のモルタル&板張りのペンションを経営するガイド仲間に聞いてみる。
板張りってどう?メンテとか大変??
「うーん、あんまり大変って思ったことはないけど、キツツキが穴開ける(!!!)。
空き家とか、たくさん穴空いてる」
・・・言われてみれば、穴だらけの板張り神社見たことあるわ。
「だからつつく音がしたら、中からバンバン!!ってたたく。『いますよーーー!!!』って」
なるほど。さすが自然豊かな小谷だ。
まさかそんなところに板張りの悩みがあるとは思わなんだ笑。
それにしてもキツツキが木をつつくのは、中の虫を食べるためかと思ってたけどな。
板張りの壁に虫がいるんだろうか、そんなに厚さないと思うけど。
バードウォッチングの動画を観ていたら、キツツキ(アカゲラ)がひまわりの種をわざわざウッドデッキの隙間に挟んでからつついて食べていた。
つつかずにはいられない・・・それがキツツキの性なのかな笑。
東京工業大学の学生さんが森林セラピーを修士研究テーマに選んだそうで、森林セラピー基地小谷にも、調査のための問合せがあったそうです。
学生さんはこの度収支研究を終えられたそうで、修士論文の梗概
を送って下さいました。
全国の森林セラピー基地を調査しておられ、全体的客観的な視点で森林セラピー事業を知ることができて、とても参考になりました。