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森林セラピー弁当試食会

長年の課題だった、おたり森林セラピー基地の森林セラピー弁当。

試食会第2段を行いました。

「小谷の地のもの・旬のもの」をテーマに、あれこれと希望を出して、試行錯誤を繰り返してきて、今回思うようなものに近づいたと思います。

今回は、小谷漬けを混ぜ込んだおにぎり、野菜のおかずにピクルス、卵焼き、野沢菜などなど。どれもおいしくできあがっていました。容器も自然にやさしいものが使われていました。

「森林セラピー 小谷おごっつぉ弁当」と名付けよう!と盛り上がりました(笑)。
(「おごっつぉ」とは御馳走のことです。小谷の御馳走がぎゅぎゅっと詰まったお弁当です)

人数が多くないと発注できないのが痛いところではありますが、小谷にも森林セラピー弁当ができました。今後いらした皆さんにぜひ召し上がっていただきたいです。

皆さんに喜んでいただけるものをひとつずつ準備して、皆さんのお越しをお待ちしております。

小谷おごっつぉ弁当?

小谷おごっつぉ弁当

音が体を癒す?

ずいぶん前のことだけど、山から下りて来て、帰りに渡った川の瀬音に足を止めたことがありました。
いつもはそんなことないのに、橋を渡りながら、「あ、この音、聴いていたい!」って突如思ったんです。
で、橋の渡り始めは座るところが無かったので、渡り終わりのところに腰かけたのね。
でも、「聴きたい音はこれじゃない」って笑。
瀬音って、いろんなトーン(高低)と質(クリアだったりこもっていたり)が混ざり合って構成されてることを
この時改めて知りました。

で、その時聴きたかった瀬音は高めのさぁさぁ言う音で。
なぜかはわからないけれど、今体に必要なのはこの音なのか~と。
音は波動だから、響きとなって私の体のその時の疲れに効くか、不調に効くかしたのではないかと。
聴きたかった音をしばらく聴いていたら、それがあまり際立って聴こえなくなったので、治療完了かな?と思って休憩を終わりにしました。

こんな風にして、医者へ行かずに森の中でいろいろ治るといいなって思いました。
森林セラピー、ですよね笑。

雪が上がってきて、星が降ってきた

私はおたり森林セラピー基地のガイドだけれど、小谷からだいぶ離れたところに住んでいる。
小谷で雪が降る時は、西高東低の純正(?)冬型の気圧配置の時。
私が住んでいるところに雪が降る時は、太平洋上を低気圧が東進する南岸低気圧の時。
なので、普段はあまり降らないのだけれど、先日まとまった雪が降った。
家周りの雪かきが一段落して、道路状況やら積雪状況が把握できたら、ひゃっほーい♪と山へすっとんで行く。

出発がだいぶ遅くなってしまった。
午前中はいい天気だったけれど、私が出かける頃には南風が強くなって、どどんと大きな雲も出現して、どうやら天気は下り坂。今日は標高2000mまで登るつもりだったけど、天気次第だなー。
期待どおりのふわふわさらさらないい雪♪
期待してなかった富士山にも会えた♪♪(純正冬型の日は、富士山方面は天気がよい)
はぁー幸せ♪♪♪
まぁ時間も遅いし、天気も怪しいし、そろそろ引き返すかーと立ち止まったら、雪が。
雪片が風とともに斜面を翔け上がってくる。
そうだなぁ、例えるなら、高速で飛ぶホタル。あるいは綿毛。まるで生きもののような群舞。
ふふっ。何だか不思議。雪は、降るものなのにね。

別の日。
露天風呂でもうもうと上がる湯気の向うの星空を眺めていたら、きらっと光る何かが降ってきた。
え、星?と思ったら、雪片だ。今日は冬型の気圧配置で、山際には一日中ふわふわの雪雲がかかってたから、そこから飛んで来たんだね。
星空なのに雪が降るなんて何だか不思議。星がきらきら降ってきたなら、なお素敵(大変か笑)。

そんな風に、いつもの光景を違う見方で遊んでみるのも、なかなかに楽しいものなのでした。
雪、大好き。冬、寒いけど大好き。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

みなさまにとってまたよい一年となりますように。

森林セラピーの良さと小谷の自然の素晴らしさを皆さまによりお伝えできるよう、今年もガイド一同励んでまいります。

今年もおたり森林セラピーをどうぞよろしくお願いします。

 

 

よいお年をお迎えください

2016年も残すところあと3日となりました。

よい一年でしたか?
自然の中でゆっくりと過ごす機会はありましたか?

来年、おたり森林セラピー基地でお会いできることを楽しみにしています。

よいお年をお迎えください。

 

 

 

 

フィールドアセスメントにトライ!

ガイド間で共有できるマニュアルを作ろうとフィールドアセスメント(野外調査?)にトライ!

先日県主催の研修会で紹介された他基地の実践を参考に、おたり森林セラピー基地のコースの植生や五感を活用できる場を把握・整理・視覚化して、提供するガイド内容を一定割合同レベルにしようという試みです。

おたり森林セラピー基地は、鎌池・塩の道・栂池自然園など、あちこちコースを設定してあるのですが、冬はほとんど雪でアクセスできません。
雪が降っても調査できるところにしようということで、まずはコルチナウッドチップロードを選定しました。雪が降っても歩ける所にしようと計画したせいか、当日会場は見事に雪に埋もれてしまった笑。30cm~40cmくらいあったかな?スノーシューはかないと歩けないくらいでした。

フィールドアセスメント@コルチナウッドチップロード

フィールドアセスメント@コルチナウッドチップロード

 

小谷はグリーンシーズンと雪シーズンでは完全な別物なので、マニュアルも少なくとも2種必要でしょう。

フィールドアセスメントだか、スノーシューツアーだか、よくわからない状況となりましたが、
お天気よくって北アルプスもきれいに見えました。

北アルプスの山々

北アルプスの山々

 

冬もやるよ!

冬もやります、おたり森林セラピー。

【1泊2日プラン】

雪の森で森林セラピー (1月~4月)
データで知ろう!森林セラピー (通年)

【日帰りプラン】

ウッドチップロードで森林セラピー (通年)

小谷(おたり)の冬は、雪なしには語れない。
グリーンシーズンとは別世界になる小谷の冬景色をぜひ見ていただきたいです。
(昨冬は本当に雪が少なくて、びっくりでした。今冬はそれなりに降ってもらいたいです。)
おたりの冬の森林セラピーは、スノーシューをはいて雪の森を訪ねます。冬の森は休眠状態なので、フィトンチッドは減りますが、寝ぼけながら快く(笑)私たちを迎えてくれることでしょう。葉が落ちた森でひとつひとつの木の形を眺めていると、木がどんなことを考えてその形になったのかわかる気がします。雪の上に残る動物たちの足跡は、冬でもたくましく生きる命の躍動感を感じさせてくれます。
森林セラピー終了後は、小谷の大地の恵みの温泉であったまって行って下さーい♪

雪の静かな森へご一緒に。
おたり森林セラピー基地ガイド一同、お待ちしております♪

温泉勉強会

温泉勉強会をしました。

小谷には温泉があります。
この大地の恵みをおたり森林セラピーのプログラムとして活かそう!ということで、メンバーで分担して村内の温泉施設を調べてきて、情報共有しました。

村内には温泉施設が14か所もあり(源泉が同じ所もありますが)、みんなの調査によると、歴史あるもの、近代的なもの、ローカル感たっぷりなところ、個性的??なところ、と様々で、プログラムとして楽しんでいただけそうです。

小谷では2年ほど前に大きな地震があったのですが、それで湯温が変わってしまった~なんて話も出てました。温泉も「生き物」なんですね。

また、一般に言われる温泉の正しい入り方や効果についても情報共有して、プログラムの枠組みを考えました。

温泉温浴プログラムは、まずは企業向けプランに盛り込む予定。
お楽しみに!

 

温泉勉強会

温泉勉強会

温泉勉強会

温泉勉強会

 

 

長野県主催の森林セラピー研修会

長野県主催の森林セラピー研修会がありました。
長野県内の森林セラピーガイド・森林セラピスト等の更なるスキルアップを目的にした研修会です。

今年の会場(のひとつ)は小谷村。
講師の方が埼玉県・山梨県から見えて、実践で役立つセラピーガイド手法を学びました。

フィールドワークは我らがおたり森林セラピー基地の中心的存在、鎌池のコースで実施する予定でしたが、あいにく前日からの雪で道路とセラピーロードが積雪となってしまい、断念。外部の方が鎌池をフィールドにどんな森林セラピーをしてくださるのか見られず残念でした。

代わりにフィールドワークは座学会場近くの大宮諏訪神社で行いました。
コンパクトなフィールドの中に森林セラピーに活用できる多種多様な植生や環境があると講師のお褒めにあずかりました。

積雪のためか他基地からの参加者は少なかったのですが、メンバーにとっていい刺激・いい交流となった模様です。

県主催研修会

県主催研修会

県主催研修会

県主催研修会

ずっと一緒にいたんだな~

ピアノが好きです。
昔、習ってました。
(でもね、一番最初の先生に「練習曲つまんないから、『およげたいやきくん』弾こうよ(←このころたぶん幼稚園生)」って言って、「面倒見られません」って破門になっちゃったの苦笑!!)

習ってた頃は嫌で嫌で、でも大人になったら不思議とふと弾きたくなることが多くて。
一時期ずいぶん練習したりもしました。最近とんとご無沙汰だけど。
今でも気に入った曲には大抵ピアノの音色が入ってて、聴いてると落ち着きます。

ところで、先日実家のピアノの調律に付き合いました。母が最近またピアノを始めたので。

母は若い頃からピアノがほしくてほしくて、でも最初の子(兄)は男の子で、父に「男にピアノは要らん!」って言われてて、ずいぶん後に私が生まれた時は「これでピアノが買える!」ってすごく嬉しかったんだって。だから私は生まれた時にもう大きな親孝行しちゃってるの笑(だから後はいいの、もうどうでも笑笑)。

で、来てくれた調律師さんと話していたら、なんと。
ピアノに(私の大好きな)ぶなの木が使われているっていうじゃないですか!!

「え!どこどこ、どれがぶな!!?」
「この機種だと、見えないけど、これこれこういう部品に」
「ほぇぇ~」

ぶなって、「橅(木へんに無し)」って書くのは木として役に立たないからとか、水分が多くて木材として使い物にならないとか、さんざん聞いたり説明したりしてたんだけど、耐久性が必要なピアノに使われてるってすごくない??丈夫だからなんだって。

つまり、ずっと一緒にいたんだな~。
私がはじめて美女平のぶなの森を訪ねてその明るさ大らかさに惚れてしまったのは20代後半だったけど、もっとずっと小さい頃から、大好きなぶなと、ずーっと一緒にいたんだよ♪
これは思わぬところで大発見&大きな感動。なんだかとーっても嬉しくなってしまいました!!

木ってすごい。切られても、形を変えて、なお私たちのそばにいてくれる。
実家のピアノは製造40年を超えるけど、大切にしたいです。
そしてまた弾きたいな、ぶなに話かけながら♪